
- 不用品回収業の仕事の感想を知りたい
- 不用品回収業の具体的な業務を知りたい
このような方におすすめ。
こんにちは、トライアンドエラーひでおです。
今回は、「不用品回収業の仕事をしてみた感想」を書いていきます。
最近は転職活動中でして、ちょうど不用品回収業の仕事をやらせて頂く機会があり、非常に勉強になりました。なのでそれを本記事でアウトプットします。
- これから不用品回収業の仕事をしてみたい
- 不用品回収業のバイトをしようか考えている
- おもしろいバイトや仕事を探している
このような方にもおすすめです。
それではさっそく本題へ行きましょう。
あなたの仕事選びの参考になれば幸い。
よろしくお願いします。
目次
不用品回収業の仕事の感想
不用品回収業の仕事の感想としては、下記のとおり。
- わりと給料が高い
- 朝8時開始、夕方17時に終業なのでラク
- お昼休憩がほとんどなくてつらい
- 移動が多いためドライブ気分で楽しい(大変だけど)
- いろいろな現場へ行けるため刺激的
- お客様に感謝される
- 「分別する力」が身につく
- 重たい荷物も運搬するため筋トレになる
- ゴミから有価物(宝物)が出てきておもしろい
- 2tトラックを使用するため運転に気を付ける必要がある
- 作業員のままだとお金持ちになれないことを悟る
- 自分以外全員喫煙者で副流煙服地獄
上記のとおり。
これらをギュッと一言でまとめると、「稼げるし、おもしろいし、人の役に立つ」ということで、わりとやりがいがあるお仕事でした。
それでは詳しく見ていきましょう。

わりと給料が高い
これは会社や企業、経験などによって変動があるでしょうが、不用品回収業はわりとお給料が高いです。
僕の雇用されていた会社だと、日給1万円はありました。(あえてごまかしておきます。)
ちゃんと交通費も残業代も出るため、結果的に「11,500円~」みたいな感じです。
とはいえ、基本的には、「従業員はみんな同じお給料」です。
後述しますが、結論、これだと体力勝負であり、お金持ちになることは難しいなと悟りました。
僕は未経験ピヨピヨ初心者ですが、僕よりも過去に現場をこなしてきたオジちゃんと、そして僕よりも長い経験があるタメ年の青年も、同じ給料でした。
オジちゃんや青年からすれば「なんでピヨピヨ初心者は、俺より全然動いていないのに、同じ給料なんだ?コスパ悪い」ときっと感じられていたと思います。
朝8時開始、夕方17時に終業なのでラク
これは会社のスタイルによって千差万別です。
僕の勤務していた不用品回収業では、「朝8時開始、夕方17時終了」が基本的な労働時間でした。
ですので、わりと健康的な生活を送れます。
もちろん作業量が多かったり、移動時間が多かったりするため、現場によっては「16時30分に埼玉の現場終了!いまから都内の会社に戻るから約1時間かかる。しかも帰宅ラッシュと重なる。」という展開もあるため、18時に退勤する日もありました。
とはいえ、毎日ではありませんので、良い方かと思います。
お昼休憩がほとんどなくてつらい
不用品回収業は、「お昼休憩」といういわゆる「固定された昼食時間」というのは、ほとんどありません。
理由はシンプル。
- 現場1件の作業量に左右されるから(大型現場だと4~8時間以上)
- 現場が多いため移動時間が増えて時間との戦いになるから
上記のとおり。
いわゆる一般のサラリーマンや土木建築系の職人さんでしたら「12:00-13:00が昼休憩」だと思います。
しかし、不用品回収業というのは、いろいろな要素が絡んで、まとまったお昼時間がとれない場合がほとんどです。
やはり現場はバラバラなので、例えば「横浜⇒新宿⇒川崎」みたいな現場になると、移動時間が多くなります。
移動時間が多いということは、つまり、「コンビニでゆっくり1時間食べて、よし出発」なんて言っていられないのです。もう次の現場ではお客様が待っているから。
駆け込むようにして食べて、次の戦いに備える必要があります。
移動が多いためドライブ気分で楽しい(大変だけど)
この不用品回収業は、移動が多い仕事です。
いわゆる「現場仕事」です。
すなわち、「1件目は東京都府中市、2件目は神奈川件横浜市戸塚区、3件目は東京都大田区」のような感じで、移動が多いです。(現場が多い場合)
そうすると、いろいろな道路を使いますし、いろいろな街並みを見ることができて楽しいです。
とはいえ、2tトラック(デカイよ)を運転するため、油断できませんし、大変です。
僕はまだぺーぺーでしたので運転はしていませんでしたが、2tトラックは「バックモニター無し」「車幅が横も縦も普通乗用車よりも大きい」「ミラーの幅が広い」などの要素があるため、やはり常時、運転に気を付けないと、大変な目にあう確率が高まります。
いろいろな現場へ行けるため刺激的
不用品回収業は、いろいろな現場に行けるため、刺激的で、おもしろいです。
- マンション
- アパート
- 一軒家
- ゴミ処理場
基本は上記のような場所に行きます。
そしてお家というのは、当然ながら、十人十色です。千差万別です。
- 一人暮らしでシンプルなお部屋
- 身内が亡くなってそのままのお家
- 大量の想い出や置物があるファミリー家庭
といろいろあります。
その現場にお邪魔させて頂くので、いろいろと勉強になります。
僕自身が「ゆるミニマリスト」みたいな感じで普段から生活しているので、荷物はそこまで多くありません。つまり部屋がシンプルというかわりと身軽な方です。
それで数々の現場(ご自宅)に伺うと、やはり、「10~30年前の新聞」とか「10~30年前の服」とかたくさん出てきます。
もちろん身内にとっては「これは価値がある」と信じ込んでいるのですが、やはり、世間99%からすると「ただの紙ごみ」「ただの燃えるゴミ」みたいになることが多いのです。(決して、僕はそれを”ゴミだ!捨てろ!”とは言っていません。世間の価値観であります。)
ある種、「客観的にモノゴトを俯瞰するちから」みたいなのを得ることができました。
このようにいろいろな現場に行けるのは、非常におもしろかったです。
お客様に感謝される
不用品回収業は、お客様に感謝されます。これはマジ。
理由を挙げると下記のとおり。
- 「自分では決断できない過去のモノ」を代行して業者が躊躇なく断捨離してくれるから
- 量が多すぎて自分だけじゃ対応しきれないから
- 大量の服、書類、機材、机、家電などをたった数時間で処理してくれるから
- 埃、ダニ、ハウスダストの舞う部屋でもサクッと片付けてくれるから
- どんなに重たいモノでも、どんなに高階層に住んでても、すべて持ち運んでくれるから
- なんでも回収してくれるから(例外もある)
上記のとおり。
お客様(クライアント様)からすれば、不用品回収業というのは「すべてを消し去る最強のチート技」と思っています。
例外はありますが、基本的にはほぼすべてのモノを、その日のうちに、回収してくれます。
男性ならともかく、女性であれば「あー、ピアノどうすりゃいい?」「洗濯機いらねー」「冷蔵庫デカすぎ...」「服が100着以上ある...」などの重荷を手放すのは非常に難しいです。
ということで感謝されます。
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「分別する力」が身につく
不用品回収業は、「分別する力」が身につきます。
というよりも、僕自身は普段からわりとこまめにゴミを分別しています。えらい。自分で褒めよう。
きっとこの記事を見ているあなたも、じつは、わりと几帳面で、ゴミを分別していますよね?えらい。
ただ、今回のような不用品回収業は、マジで「分別力」が大事になってきます。
理由を書くと、下記のとおり。
- いわゆる「ゴミ」が多ければ多いほど、ゴミ処理場での費用が高くなるから(支出増加)
- 有価(金になるモノ)が多ければ多いほど、買い取り業者やオークションで高く売れるから(収入増加)
上記のとおり。
例えばですが、「紙箱」ってあるじゃないですか。アレって、いわゆる”燃えるゴミ”ではないんですよね。
そうなんです、「紙箱」は、「紙類」つまり「資源」という扱いになるのです。
たぶんあなたの住んでいる地域でも、「資源ごみの回収日」という日があって、段ボールや紙類、書籍などを出す日があると思います。
まさにそれと類似しています。
「紙箱」を燃えるゴミに捨ててしまうと、それはつまり、「処理する費用が増える=支出が増える」ということ。
しかしそれを「紙類=資源」として回収し、それを買取業者に渡せば「買取する量が増える=収入が増える」ということ。
これはあくまで一例ですが、そういうことです。
重たい荷物も運搬するため筋トレになる
不用品回収業は、現場にもよりますが、やはり重たい荷物が多いため、筋トレになります。
現場によっては軽い荷物もありますが、やはり基本的に呼ばれるのは、重たい荷物が多い場所です。
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- エアコン
- ピアノ
- タンス
- デカいマットレス
- 工具
- その他大きいもの
とにかくありとあらゆるモノと遭遇します。
又、それだけでなく、「大量のゴミが入ったゴミ袋」も運搬するため、腕や握力も鍛えることができます。
「大量のゴミが入ったゴミ袋」というとパッとしないですが、45Lのゴミ袋をMAXに収納して、それを40~50個を持ち運ぶ、という感じです。
本当にすごい量です。
そんな現象がほぼ毎日、各地で起きています。
これもおもしろいですよね。
こんなに「断捨離」「シンプルライフ」「ミニマリスト」「身軽に生きる」「片付け」などのテレビや書籍、SNS、YouTube動画が大量に発信されているのに、じつは、めちゃくちゃ”届いていない”のです。これおもしろい。
だから自分が思っているよりも、世界(日本)は広いなって思うんです。
XやYouTubeを見れば「私も部屋きれいです」「僕も断捨離歴3年です」みたいな人たちがデフォルトでうようよ”いるように見える”けど、実際は、たぶんそういう綺麗にしている人は少ないんだなと勉強になりました。
ゴミから有価物(宝物)が出てきておもしろい
不用品回収業は、ゴミから有価物(宝物)が出てきておもしろいです。
有価物とは、文字どおり「価値が有る物」のことです。
僕が実際に分別をしていて見たり、周りの従業員から聞いたりした有価物は下記のとおり。
- 未使用のDior(ディオール)の服やハンカチ、口紅など。
- 新品未開封のオモチャ
- カメラ類
- ガジェット類
- ポケモンカード
- もう30~50年前であろう切手
- サングラス
などなど。
すごいですよね。
2tトラックを使用するため運転に気を付ける必要がある
これは勤務している会社や企業にもよりますが、僕の勤務していた会社では2tトラックを使用していました。
結論「まじこわい」です。
結論「運転に気を付ける必要がある」です。
ちょっと言わせてください。
僕は元々、前職で、介護施設の運転手をしていました。「日産セレナ」とか「トヨタノア」とか運転していました。これでわりと狭い道(両隣が家でほぼ一通)とかも6年ほど無事故無違反でした。ただ女性従業員からすると「セレナでかい、むり」という感じ。
だから僕的には「セレナとか余裕でしょ」と思っていました。
しかし!
シカシ!
「2tトラックは違う。レベルが違う。できることなら乗らないほうがいい。」と感じました。
理由は下記。
- 横幅がでかい
- 縦幅がでかい
- バックモニターが、ない(え?)
- もちろん後ろは箱なので見えない
- 左右のミラーだけで生き延びる
- ミラーも幅がでかいので電柱や家に気を付ける
- 狭い住宅街で曲がるとき怖い
- 狭い住宅街で後ろに自転車オバさん、自転車キッズがいるだけで怖い
- コンビニは基本前向き駐車、出るときバックだから怖い
- セミオートマチックだからギアチェンジを常時意識する必要がある
上記のとおり。
どうでしょうか。文字だと伝わりにくいのですが、実際に、2tトラックの助手席に乗ったり、誘導係になると、これが体験できます。
そうなんです。
「不用品回収業=片付けやってればOK」ではありません。
正確には、「不用品回収業=2tトラックで安全運転で移動。そして狭い道を潜り抜けて、路駐して周りの人々や車に配慮して、その上で片付けをおこない、それをトラックに詰め込んで、そしてまた安全運転で移動する」ということです。
非常にハードです。
しかも「ゴミ処理場」も本当にすごいんですよ。
いろいろなトラックや作業者が出たり入ったりするため、2tトラックで焦って運転をしたら、ぶつかってしまうでしょうし、ゴミ処理場の歩行している従業員をひいてしまう恐れがあります。めちゃこわい。
不用品回収業というのは、「片付けだけ」であれば最高ですが、「2tトラックを運転するハードル」もあることを忘れないようにしましょう。
僕は、本当の意味で、良い意味で、「今後も運転を気を付けよう。そして、僕がいままで運転してきたセレナやノアなどのワンボックスカーは、じつは小さいんだな。そう考えると普通乗用車の運転は余裕だな。でも、目視や左右確認、後方確認、一時停止、車幅などなどを今後も気を付けよう」と思いました。
作業員のままだとお金持ちになれないことを悟る
当然ですが、「作業員のまま」であれば、お金持ちになれません。
先ほど、一つ目の「わりと給料が高い」の項目で書いたとおりですが、初心者の僕と、これまで現場経験あるオジちゃんや青年は、同じ給料です。
残酷ですよね。
青年は「20代後半から不用品回収業やってるよー、歴でいうと2~3年かな。」という感じですが、未経験の僕と同じ給料です。
そしてオジちゃんは「元々、土木系だった。土木系の方が給料いいわ!休憩時間もあるし!」と教えてくれました。そして同じ給料。
良い意味で、おもしろい仕事だし、わりと給料も高いお仕事です。
悪い意味で、スキルが積み上がりにくいし、お休みすれば給料は出ないし、どんなにノウハウや筋肉を身に着けても給料は変わらない。
僕が高校生や大学生なら、最高のお小遣い稼ぎバイトとして有効活用します。
しかし、「なるべく自分の力でお金を稼ぎたい」「起業したい」「よりレバレッジをかけて収入を増やしたい」という人であれば、不用品回収業は避けたほうがいいでしょう。
レバレッジというのは、つまり「資格やスキル、ノウハウのこと」です。
例えばですが、
- WordPress使えます⇒サイト運営、プログラミング、SEO可能
- ブログ書いてきました⇒ブログ運営、ライティング、LP制作、アフィリエイト、SEO可能
- アフィリエイトしてきました⇒広告業、マーケティング、SEO可能
- パソコン使えます⇒事務仕事、入力仕事
- YouTubeやってます⇒SEO、動画編集、市場調査可能
みたいな感じで、レバレッジが使える仕事というのは、いろいろなところに応用が利きます。
話を戻します。
つまり「作業員のまま生きていく」だと、体力がしんどいとき、詰みます。
だから、「作業員だけど、ノウハウやビジネスを学ぶぞ」の気持ちを持つことが重要です。僕が実際にそうでした。
例えばですが、
- 回収したモノの分別方法
- なにが価値があるのか
- ビジネスモデルの理解
- ランニングコストはどんなものでどれくらいかかるのか(例えば車両、ガソリン、駐車場、倉庫の土地費用など)
- 社員数とアルバイト数のバランス
などなどを、観察して学んでいました。
例えば、従業員の場合、結論「①現場行く⇒②モノを片付け&回収⇒③有価物を見つける⇒④ゴミは処理する」というのが主な業務です。
これで日給1.1~1.2万円。
しかし社員さん(本社勤務)であればどうでしょうか。
「①有価物を受け取る⇒②フリマ・オークションなどに売りに出す⇒③売却成功、一撃で5~20~50万円ゲット」という感じです。
つまり日給5万円以上を獲得できます。
その「売る物」というのは、自分は何もしなくてOKです。
なぜならば、「1万円を支払えば、従業員が回収してきてくれる。雨だろうと遠方だろうと5階建てだろうと必ず。」という仕組みがあるから。
もしアルバイト従業員を3人雇えば、支出は3万円。
それで3件現場を回ってもらって、「50個の売る物」が手に入る。
「50個の売る物」には、時計やブランド品、家電、ガジェットなども含まれているため、たいていのものは売れるので、それで「10~30万円分」は見込める。
つまり、[-3万円 + 10万円 = +7万円の利益]です。(一日で)
これを365日稼働させれば、、、という感じです。
これはあくまで、諸経費を抜いていますし、実際には売れるは未定ですし、そんな単純ではありません。逆を言えば、ポケモンカードなどが出てきたり、最新に近いiPhoneが出てくれば、一瞬で爆益です。
という感じで、”作業員のまま”であると、僕の人生はずっと良くならないと察しました、というエピソードでした。
自分以外全員喫煙者で副流煙服地獄
これは会社や企業にもよりますが、僕を雇っていただいた会社では、僕以外、全員喫煙者で副流煙地獄でした。
あ、すこし盛りました。
僕と、正社員のお兄さん1人つまり合計2人だけは非喫煙者でした。
結論を書くと、
僕は「たばこが好きな人を否定する権利は、僕にはないです。自分のお金で自由に吸っていいと思う。それで人生が良くなったり、楽しく過ごせたりするのであれば、全然たばこ吸ってもいいと思う。喫煙ルームで吸ってる人はえらい。歩道で路上喫煙して赤ちゃんやお姉さんにイヤな思いをさせるのはやめてくれってばよ。」というタイプの人間です。
わりといいやつですよね?笑
ただし、これはあくまで「僕と喫煙者が分離されているから言えること」です。
運転手の仕事をしていたときは、周りのお姉さんたちが喫煙者でした。でも、喫煙所は外にあるため、「じゃあ、わたしタバコ吸ってくるー」という感じでしたので、「どうぞ~、いてらです~」という感じでした。なぜならば、ワイには被害0だから。
しかし、今回のこの不用品回収業は、レベチでした。(レベチ=レベルが違う。)
結論、「倉庫内でもみんな喫煙。運転中も両隣で喫煙。倉庫作業のプチ休憩中もみんな喫煙。」という感じで、常時、副流煙地獄でした。
現場まで片道1時間。
僕はまだ初心者ピヨピヨ太郎なので、「トラックの真ん中席」です。右は先輩ドライバー、左は先輩。
先輩「たばこ吸っていいすか?」
ワイ「ワイ、気管支喘息持ってるんすけど、でも、いま健康的に生きてるので元気っす^^」
先輩「え、吸って大丈夫?」
ワイ「ええ、どうぞ^^」
という感じで、「自己責任の元」「自分でYESの許可を出した」ことを承知で、どうぞしています。
結論ですが、これは「無理ゲー」です。
「全員喫煙者が当たり前のコミュニティー」に、「病弱ワイ」が入ってきて、「みなさーんタバコは吸わないでね^^。片道1時間、吸わないでね^^。現場作業4時間終わらせて、帰りの1時間も吸わないでね^^」なんて言われたら、チーム喫煙者はどう思いますか?
- は?ストレスだ
- 俺たちはこれまで長年「運転中も吸ってOK」で生きている
- 喫煙できないことはストレス増加だから仕事のパフォーマンス下がる
- 君は1人、俺らは10人以上が喫煙者。全員が上記の環境を求めている
という感じで、シンプルにワイが邪魔ものですよね。これです。

あ、もちろん、先輩たちは優しいです。そして僕も上記のようなことは言っていません。あくまで「コミュニティーの上下関係」「コミュニティーの秩序」の話をしています。
そうなのです。
一応、社長が「言ってくれてありがとう。検討してみる。」と仰っていただけたのですが、社長も喫煙者なんです。
冷静に考えてみましょう。
「この会社は、お菓子をいつでも食べてOK!仕事中もOK!運転中もOK!」という会社で、10人の従業員が集います。
みんな好きなタイミングでお菓子を食べます。
そこに「お菓子反対マン」が雇用されました。
みんなが美味しくお菓子を食べてハイパフォーマンスで仕事をしています。
そこで「お菓子反対マン」がこう言います。「みんな!お菓子は糖の塊!じつはパフォーマンスに悪影響なんです!そのような研究や論文が出ています!お菓子やめましょう!」と。
みんなはこう思います。「いやいや長年、このお菓子生活をしてきた。この自由さがあるから俺らはパフォーマンスが出せる。もし、君に配慮して”お菓子を食べるのを控える”となると、ストレスでパフォーマンスが下がる。むしろ、お菓子を食べられるこの自由さがあるから、この仕事を選んだのだ。」と。
※上記はあくまで適当な物語です
こんな感じで、「従業員にとっての幸せ」がそこにはありますよね。
で、話を現実に戻すと、喫煙者にとっては、「いつでもタバコ吸ってOK」というのは、非常に嬉しいんですよね。
その「いつでもOK」という許容ルールがあるから、だからこそ、仕事を頑張れたり、「よし!じゃああともう一つ重たい荷物運ぶぞ!」と気合が入るのです。
そこに、僕みたいな”ひよっこぺーぺー”が入ってきて、「みんな配慮してくださーい^^」なんて言えませんです。
つまり、もはや「変えることができないルール」なのです。
僕はここを理解してしまったので、社長には丁寧に感謝と理由を述べて、退職しました。
「従業員さんはみんな優しいし丁寧で好きです。仕事も楽しいです。とはいえ、副流煙で気管支喘息が悪化したら、だれでも責任とれないですし、お金も時間もかかることを過去、僕は痛いほど体験しました。もう二度とあの地獄の苦しみを味わいたくないです。従業員さんが悪いなんて毛頭にも思っておりません。」というように、しっかりと伝えました。
日給1.2万円を稼げるのはいいですが、毎日、ほぼ常時、副流煙を吸っていたら、治療費や時間、通院などのコストの方が高くつくなと、感じました。
やはり、現場仕事系というのは、喫煙者が多いので、もし、僕のような疾患持ちの方は、気を付けましょう。
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