『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』
著=グレッグ・マキューン / 訳=高橋璃子
先日のAmazon Kindle新年セールにて購入。
目次
【結論】
より少なく、しかしより良く。
大事なことは少ない。
【感想】
『エッセンシャル思考』を読了。
9割モノゴトや関係を手放してきたけど、まさにその時感じた感情や思考が、まとめて書かれていて本当に驚いたし興奮した。又、まだ削ぎ落とせる作業や思考があることを発見。
「より少なく、しかしより良く」という言葉が印象的。
少数精鋭で生きていきたいと思った。 pic.twitter.com/RS9cNSBTQ0— ひでおわーるどのひと (@hdowrld) January 15, 2021
自分が過去にまいにち感じていた事などが、簡潔にそしてリアルに再現されていて驚いた。
ただの「ミニマリスト本」とか「仕事効率化本」ではない。
健康や時間、大切な人との、1度きりの有限の時間を濃厚に愉快に生きるための本だとぼくは思った。
僕は9割のモノゴトや人間関係を手放してきた。
おかげで時間やお金、考える時間、睡眠時間が増えた。
収入は乏しくなったが、健康と時間があることでまいにち楽しい。
本著のなかでも、
・睡眠時間をたっぷりとることの大事さ
・遊びをすることで脳が柔軟になり、好奇心や創造性を高めてくれる
・人間関係において「境界線を引く」ということの大切さ
・小さく実行することのよさ
・トレードオフつまりは「なにかを選ぶ」と「なにかを選べなくなる」ことの話
などがリアルな体験談と併せて出てくる。
まさに僕が読んできた本の先駆者たちが実行してきている内容が、この本には詰まっていた。
僕もそれらを実行することで、まいにち健康で時間もふえて「小さく試してみよう」とフットワークが少しは軽くなって実行力がついた。
周りの目も気にしなくなり、毎日同じ数枚のスポーツウェアを着回している。
【自分の改善できるポイント】
さらにシンプルにできる。さらに削ぎ落とせる。
そして、自分の内面でささやいている「1番重要なことだけに取り組む」というメッセージを受け入れて、生きたいとおもった。
僕にとって「健康」が1番だ。その次に「時間」だ。
このスタイルの上で「1番重要な仕事」をやっていきたいとおもった。
たぶん僕の問題は、
「いろいろやってみたい」を改善したほうがいいかもしれない。
そのぶん「重要なことをする余裕」が減ってしまう。
多動もいいが、「ひとつで突き抜ける」という感じは、どの世界でも共通する大事な要素なのかと強く思考している。
ただ、「遊び」という意味もあるので深く考察をして決断をする。
最小の時間で成果を最大にできるように、エッセンシャル思考の丸円を拡大していく。
【おわりに】
良いレビューも多く、多くの人達がこれらを読んでる理由が今回わかり、よかった。
ぼくは他の本を読み漁ってきて、そこから情報をいれ遠回りをしたかもしれないが、これに辿り着いてとても嬉しい気持ちになった。
まさに本著により思考がギュッと「エッセンシャル」された。
すぐにでも読み返して、実生活で実行していこう。
おしまい。