このような悩みを解決します。
記事の内容
- 入社3日目で病気で退職した。
- そりゃ入社3日目で辞めないほうがいいに決まってる。でも「生きのびること」が大事。
- 10年後のいまのぼくは、とりあえず働いて生きていけている
- 仕事がキツければ「労働のコストを下げる」か「複業」をしよう
記事の信頼性
この記事を書いているぼくは、現在29歳です。18歳のときに新卒で建築関連の会社へと入社して、わずか3日で病気になりそのまま退職しました。その後は保育園で3年勤務したり、現在は肉体労働をしながらブログ運営でお金を稼いで生きています。
今回は、「入社3日目で病気で退職した。当時は辛かったがすべて意味があった。」を書きました。
しょうもないぼくの、しょうもうない「人生体験談」的な内容です。
しょうもないとは自分で言いつつも、やはり「うまくいかないなぁ」「苦しかったなぁ」という苦い思いをしてきたので、もしかしたら、いま新入社員の尊い方々の励みや反面教師的な参考になれば幸いです。
それでは、宜しくお願い申し上げます。
れっつご(・ω・)ノ
目次
入社3日目で病気で退職した。
結論から申し上げると、下記のとおり。
結論
ぼくは、高校卒業後、建築関連の会社(特許持ち)に入社しましたが、わずか3日目で退職しました。理由は「肺気胸」という肺に穴が空く病気になり、いきなりの長期休養が必要だったからです。
上記のとおり。
要約すると、「3日目で新卒で入った仕事を退職した」ということでした。
赤裸々に書いてしまうと、「4月に入る前の最後の春休み期間中に、肺に違和感を感じていた」という感じでした。
10年前の話(2013年頃)の話ですので、SNSやYouTubeの情報がまだ乏しい時代で、あまり”逃げ道がない”世の中でした。
ぼく自身、「うわー、4月から働きたくねー」って思っていました。
で、4月になり仕事が始まりました。
ぼくが勤務していた場所は、東京都の都心のほうでした。電車で1時間以上かかりました。満員電車に揺られて、電車を乗り換えて、ようやく到着するという体験をしました。
ちょうど、ぼくが入社した年から「ブラザーシスター制度」なるものが発動されました。
ブラザーシスター制度とは
新入社員ひとりに対して、上司が”兄弟姉妹のよう”に、仕事のやり方などを指導してくれる制度。おおざっぱに書くと「超身近な相談役」という感じ。
ぼくは建築関連の会社でしたので、わりとガテン系というかそういう感じではありましたが、ぼくの”ブラザー”となってくださった先輩上司はとても温厚な方ですごく優しかった記憶が、いまもあります。
新入社員として仕事をして、3日目にカラダに”違和感”を感じました。
もっと細かい話をすると、その”違和感”は春休みから感じていて、それがだんだんと強くなっていきました。
3日目のお昼休憩中にブラザー上司に「ちょっと胸というか呼吸が痛いです。病院行ってきていいですか?」と尋ねると、上司は「おう、行ってきな。」と快く了承してくれました。
しかもそのとき、ぼくは全然お金を持っていなかったのですが、なんと、ブラザー上司は診察代も出してくれました。
そして冒頭に申し上げた結論のとおりでして、ぼくは「肺気胸」という肺に穴があく病気になっていました。
病院でレントゲンを撮り、お医者さんが速攻で「肺に空いてるね」と教えてくれました。
肺気胸って地味にしんどくて、ずっと左肩(左胸)あたりが肩こりみたいな痛みがあって、深呼吸をしても全然酸素が吸えていない感じで、呼吸が苦しいのです。
ふつうの深呼吸で100%の空気が吸えるとすれば、肺気胸だと50%前後という感じでした。しかも呼吸するたびに、肩というか胸というか、いわゆる肺が痛いので寝るときもしんどい。
会社にもどり、ブラザー上司に報告すると「早退したほうがいいよ」と言ってくれて、ある意味、それが最後のお別れとなりました。
たしか、その会社の近くの病院で「地元の大病院への紹介状」を書いてもらったので、そこからは大病院へいき、自宅で休養を取る日々だった記憶です。
こんな感じで、ぼくは新卒仕事を3日目にして退職することなりました。
そりゃ入社3日目で辞めないほうがいいに決まってる。でも「生きのびること」が大事。
大事なことなので、一応書いておきます。
そりゃ入社3日目で辞めないほうがいいに決まってる。
上記のとおり。
なぜならば、
- 「新卒」という超強力なチートカードを持っているから
- わりとちゃんとしている会社だから賃金や制度なども充実しているから
- まだ体験したことのない学びが得られるから
- 周りの同世代・同期に遅れをとらずに済むから
- 家族や出身学校に迷惑がかからないから
- 履歴書に傷がつかないで済むから
などの理由があるからです。
たぶん、これを読んでいるあなたが「めっちゃ苦しい思いしている新入社員さん」であれば、共感してもらえるはず。
そうなんすよ。
辞めないで粘り強く、その会社で労働しているほうが、お金ももらえるし、履歴書に傷がつかないで済みます。
しかし、ぼくにとっては、それはできませんでした。
満員電車が苦手だし、高校時代の生活リズム(徹夜で遊ぶ)も抜けていない状態だったし、自分は「大工」的な仕事がしたかったのに、全然違う建築の仕事だったりなど、とにかく絶望でした。
参考
「満員電車が苦手」に関しては、新入社員とか仕事とかの以前に、ぼくは高校時代は片道1時間以上かけてチャリ通(たまに原付バイク通)でした。
つまり、「電車・バス移動が苦手」なのです。
雨の日も台風の日も、タイヤがパンクしてしまってるときも、真夏でもチャリで通学してました。
それくらい電車がムリでした。
もっと細かいことを書いてしまうと、郊外のほうに住んでいるため、「自転車で駅に行くだけで15分くらいかかる」のです。
だったら、もうそのままチャリで学校向かったほうがラクだったりしました。
ごめんなさい。こんな人間です。
だから、「辞めないほうが良いに決まっている」とは書きましたが、ぼくは、肺に穴が空くくらいストレスや不安が強くて、そのときから"世界が灰色に見える"という気持ちでした。
正直このときくらいからメンタルバグってた説もあります。
とはいえ、だいじなことに気づきました。
「とりあえず生き延びている」ということに。
もういちど書いておくと、そりゃ辞めないほうがいいんですよ。
しかし、心と身体が死んでいって一生ダメになるくらいなら、「生き延びる」ことで、また違うことにチャレンジできるはず。
当時はほんとうにしんどかったですし、すごく自分を責めていました。
親にも友達にも学校の先生にも会社にも申し訳なくて、仕方がありませんでした。
でも、生きています。生きれています。生き延びています。
安定した収入や仲間を失ったかもしれませんが、とりあえず生きれています。
なによりも「自分はこの分野での仕事、そして通勤スタイルはムリだ」ということを”知れた”ことが大きな収穫でした。
これは、10年経過した現在つまり2023年時点でのぼくのライフスタイルにも活かされています。
ということで、次の章へ進みます。
10年後のいまのぼくは、とりあえず働いて生きていけている
正直、「仕事がしんどい」というのではなく、どちらかというと「遠くまで通勤する時間やその手間がしんどい」というのが、2023年現在のぼくの結論です。
いま、ぼくは、自宅近所の会社で肉体労働をしています。すいません、あえてこういう表現をしています。
肉体労働をしながら、ブログやYouTubeをやっています。FXや仮想通貨などもやっています。最近はギャンブルでお金を失ったので、生活を立て直していますが。
正直、安定もくそもないです。
福利厚生だとかボーナスだとかもないっす。退職金もない。
でも、
- 家から近いので出勤までの”ハードルが低い”ので精神がラク
- トイレも水分補給も基本的に自由
- 車の運転もするので、日を浴びたり、街並みを楽しめる
という感じで、ちょっとゆるい感じで働けています。
もちろん肉体労働なので、そりゃ疲労は溜まるし、イヤなこともあります。
しかし、「走って帰れば10分で家につく」という近さなので、めちゃくちゃメンタルがラクです。
そんで空いた時間でブログやYouTubeなどの複業をやることで、お金を稼げたりして、わりと楽しく過ごせています。
まだまだ低収入ではありますが、しかし、すごく「自分なりの働き方=自分でコントロールできている感」が実現できています。
なんだかんだ生き延びれています。
仕事がキツければ「労働のコストを下げる」か「複業」をしよう
すいません。
このブログ記事は当初イッキに書いていたのですが、数日空いたらちょっと変な書き方になっちゃったので、ざっくり割愛しています。
ということで話を続けると、仕事がキツければ、
- 労働のコストを下げる
- 副業(複業)をする
などの選択肢もあります。
ぼくとしては、現代は「情報が共有されている」というのが大きなメリットです。
ひと世代前だと「仕事=片道1時間かけて週5フルタイムで働くこと」的な洗脳というか空気が強かったはずです。
しかし、現代は「仕事=バイトとウーバーイーツで稼ぎながら、SNSで情報発信して、YouTuberになり広告収入を得る」などの、いろいろな労働スタイルが存在します。
Instagramで稼いでるひともいれば、ブログで稼いでるひともいますし、Tiktokで稼いでるひともいます。
つまり、現代は「いろいろな働き方をしていいんだよ」という情報が共有されています。
もちろん、いきなり稼げるひとは、稀です。
ぼく自身もブログで毎月4~5桁ほど稼げるようになったのは1年前くらいからで、ようやくちょっとずつ良い回転が生まれています。
「労働のコストを下げる」というのは、「自分のムリのない範囲で働いてみる」ということ。
たとえば、「週4で働く」など。
ひとによって体力もちがいますし、それこそ「稼ぎたい金額」もちがうはず。
もちろんお金はたくさん得られたほうがいいです。
しかし、労働ゲームを「実行不可」になってしまうと、元も子もありません。
ぼくはこれまで、いろいろな仕事をしてきました。
- 北海道に住み込み、牧場の仕事
- わりと有名なブランドのパン屋
- 保育園
- スーパー
- ウーバーイーツ
などなど。
保育園は3年続きましたが、「通勤」がくっそしんどかったです。
ドアtoドア(自宅から会社)で1時間なのですが、内訳としては「自宅からスクーター→駐輪場→バス停→バス乗車→会社の最寄り駅に到着」というめちゃくちゃステップが多いので、決断回数も多いし、移動数も多いし、時間の管理も手間でした。