今回は、このような疑問を解決していきます。
結論を書くと、
- 五感を使う
- 場所を変える
- 何度も触れる
これが、「記憶力を高める3つの方法」です。
それでは、以上の3つの方法について詳しく書いていきます。
宜しくお願い申し上げます。
目次
記憶力を高める方法①:五感を使う
まず、記憶力を高める方法の1つ目としては、「五感を使う」です。
「五感を使う」という表現は、すこしかたっくるしい感じがありますが、上記のとおりで、目や、耳、手などを使うということです。
例えばですが、「英語」を勉強する際に、あなたは、どのように学習をしますか?
英文を読もうとする行為は、すばらしいです。しかし黙読だとあまり効果がありません。
- 声に出してみる
- 登場人物になりきって身振り手振り使って表現する
- 発音の音源があれば耳で流しながら、マネして発音してみる
などの方法がおすすめです!
まさに、五感を使っています。
「記憶力を高める」というのは、ただ座って目の前のことを見ていることではありません。
もちろん情報に触れまくることは大事です。ただ、「記憶に定着させよう」という場合には、脳だけでなく、身体も使ってあげましょう。
語学学習の発音なども、リスニング(聴覚)をすると思います。
そのときに「何度も聴く」というのは効果的です。
『キクタン』という音源教材があるのですが、それの場合、「テンポのいいリズムに合わせて外国語が発音される」という内容になっています。
それにより、思い出そうとするときに、「あのリズムは、たしか、ドンッドンッパッ、だったなぁ。あれは〇〇という単語だ!」と連動して記憶を呼び出すことができます。
記憶力を高める方法②:場所を変える
記憶力を高める方法その2としては、「場所を変える」です。
質問ですが、あなたは、普段、どこで勉強していますか?
部屋のなかの、どの辺りですか?
じつは、「場所」は、とても「記憶力を高める方法」として使いやすいのです。
青い鳥さんは、「部屋のなかで勉強をしている」とのこと。
さらに詳しく聞くと、 「部屋のなかの、日光が当たる窓辺のほう」とのこと。
それがデフォルトです。
もし、仮に、環境を「トイレ」「お風呂」「公園」「リビング」などに変えて、ある一冊のマンガを持っていったとしましょう。
今回は、公園に、『鬼滅の刃』(第1巻)を持っていったとします。
そして、その公園で、『鬼滅の刃』(第1巻)を読み終えたとします。
そうすると、どうでしょう。
ほかの2~4巻はどこで読んだか覚えてないけど、
『鬼滅の刃』(第1巻)を公園で読んだ記憶はめっちゃ残ってる!
このように、ぼくやあなたの脳みそは、「場所」と「情報」が紐づけられています。
ぼくの例を出させていただくと、
- 春になると、「むかし、〇〇公園で遊んだ」という引っ越す前の地元を思い出す
- 2020年に大きい公園で、FXの本を読んだ
- 2019年くらいに藤沢の海でKindlePaperwhiteで読書していた
などなど。
このように、先ほどの五感や、場所は、情報と紐づけやすく、思い出しやすいのです。
ですので、「普段、部屋にいて勉強してるけど、全然覚えられない...」という場合は、場所を変えてみるといいかもしれません。(部屋→トイレ、公園など)
お金と時間に余裕があるのであれば、「ディズニーランドに行き、ベンチで1冊読書する」という方法をとれば、いろいろな情報が連動して自然と記憶力が鍛えられるかもしれません。
確かに!卒業シーズンとかになると、
- 春(季節)
- 学校(場所)
- レミオロメンの3月9日(耳)
- 友達と食事(目や口)
などの情報が連動して思い出しやすいよね
スポンサーリンク
記憶力を高める方法③:何度も触れる
記憶力を高める方法その3としては、「何度も触れる」ということです。
「エビングハウスの忘却曲線」について、わかりやすく書いてくださっている記事がありますので、以下に引用させていただきます。
人の脳は1度勉強したことを1時間後には56%忘れ、1日後には74%、さらに1週間後には77%、1カ月後には79%を忘れるとされています。もちろんこれには個人差がありますが、概ねこのように、「時間が経つほど記憶は減る」というのは事実です。
要するに、「勉強しても、時間経過とともに、記憶は減るよ」ということです。
ですので解決策としては、「何度も触れる」ということです。
文字を書いたり、声にだして発音したり、仕事のやり方を先輩に教えてもらったり、定期的に車を運転したり、毎日パソコンでタイピングをしてみたり。
特にパソコンの「ショートカットキー」などは、本当に「何度も触れる」という感じで自然と身に付く場合が多かったりしますよね。
参考
- Ctrl + A = 全部選択
- Ctrl + C = コピー
- Ctrl + V = ペースト
- Alt + F4 = ウィンドウを閉じる、シャットダウンメニュー呼び出し
などなど。
普段から「何度も触れる」ことで、自然と身につき、さらには、この本記事を執筆している今この瞬間も、アウトプットすることで、ぼくの記憶に知識や情報が身についていきます。
✅そして、「重複を使う」という方法もあります。
分かりやすい例でいうと、「同じジャンルの本を複数冊読む」ということなどです。
たびたび、ぼくの例になってしまい申し訳ないのですが、「投資のことを学びたい!」と思ったときに、以下の本をオススメします。
- 『臆病者のための億万長者入門 』
- 『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』
- 『はじめての人のための3000円投資生活』
- 『漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則』
- 『FIRE 最強の早期リタイア術――最速でお金から自由になれる究極メソッド』
- 『本当の自由を手に入れる お金の大学』
- 『お金は銀行に預けるな~金融リテラシーの基本と実践』
これらを読むと、執筆された時期と、今現在の社会情勢、システムなどに大なり小なり差はありますが、
- 手数料が安くて、ノーロードのインデックスファンドを買おう
- 分散投資しよう
- ドルコスト平均法で毎月コツコツ積み立てしよう
- 積み立てNISA、iDeCoをやろう
- 支出を見直そう(格安SIMを使う)
- 貯蓄を増やそう(収入をアップさせたり、複業したり)
- 貯金をしよう(手取りの数%~10%を貯金する)
というようなことが書かれています。
これらの情報や知識は、「何度も声に出して覚えた」とかではなく、「実際に体験すること」で自然と身に付きました。
そして、体験をしながらも、複数冊を読むことで「おなじ情報」や、「似たような思考」があるということに気づきます。
著者Aの書籍は、「ドルコスト平均法がオススメ」って書いてある。
著者Bの書籍は、あ!このひとも「ドルコスト平均法」で「長期積み立て」を推奨している。
著者Cの書籍は、このひとも「インデックスファンド積み立て」しているのか~。
という感じです。
複数冊の本を読むことで、重複された情報が、毎回、目に入ってくるため自然と頭に残っていきます。
又、「いろんな表現」「ちがう角度からの目線」「分かりやすい文章」など著者によって変わるため、それが良いスパイス、トッピングとなります。
著者Aの表現は、正直、わからない。むずかしい。。
しかし、著者Bの書き方、イラストのおかげで「著者Aさんの言っていることは、こういうことだったのか!」と自然と淵に落ちました。
これはあくまで、「投資の話」ですが、ほかの分野にも応用できると思います。
「何度も触れる」を、日々おこなっていきましょう。
スポンサーリンク
ちょっと余談ですが、「忘れてもOK」です。
ちょっと余談ですが、個人的には「忘れてもOK」という、わりと楽観思考です。
なぜならば、「必要なときには情報にアクセスできる時代だから」です。
先ほど、「エビングハウスの忘却曲線」という概念を上記で書いたと思います。
ぶっちゃけてしまうと、ぼくの頭のなかだと「確か、エビングハウスのナンチャラカンタラっていう、なんか、そういう概念あるよな」くらいの記憶でした。
しかし、それは「ググれば一瞬で解決できる」ということなので、そこまで重要な情報ではありません。
ひとに説明するときに、「エビングハウスのナンチャラカンタラというのがあって、時間が経過するとともに、記憶が減っちゃうんだよね~」というふうでも、問題がないわけです。
つまり、「意味や考えが分かっていれば、タイトル名とかはそこまで重要じゃない」ということ。
過去に、「一字一句、全部覚えることが正義」「少しでも読み方を間違えるとすぐ指摘する」みたいな先輩がいましたが、個人的には「そのタイトル名とか正式名称とか読み方よりも、その現象が起きるとどうなるかなどのほうが知りたいなぁ」と思っていました。
読書も、一度読んだだけで「全部、丸ごと覚える」というのは、不可能です。
しかし「忘れていくことが前提」と思っているので、また何度も読みなおしたり、気になった部分を再読するなどしています。
気軽にインプットしていきましょう。
スポンサーリンク
おわりに。
最後に、本記事で書いた内容を復習すると、
- 五感を使おう
- 環境を変えてみよう
- 情報を重複させよう
という3つの方法を紹介させていただきました。
どれも、無料もしくは安価で、即実践できることばかりなので、ぜひ、やってみてください。
本記事を何度も読んでいただき、あなたの記憶に0.1%でも定着されていれば、幸いです。
それでは、本記事は以上となります。
最後まで読んでいただきまして、本当にありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。