こんにちは、ひでおわーるど(@hdowrld)です。
アマゾンのキンドル本を買い漁ったり、図書館でたくさん本を借りたり、オーディオブックでスキマ時間は本を聴くなどして、毎日読書しています。
本日は、『世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?実践編』を読んだ感想です。
めちゃくちゃ簡易的に書くので、有益な書評とかレビューではないので、悪しからず。
宜しくお願い申し上げます。
目次
『世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?実践編』を読んだ感想。
まず、結論というか感想なのですが、
「どんなすごいひとも、陰でめちゃくちゃ練習している。泥臭くても積み上げが大事」
ということを感じました。
なんというか、この文章だけを見ると、「なにを当たり前のことを言ってるんだ」と思われてしまうかもしれません。
しかし、ゴールドマンサックスやマッキンゼーで働ているひとも、ハーバード大学の生徒も、裏で、めちゃくちゃ鍛錬を積み、自分自身を振り返り、自分自身を鼓舞して、そして表舞台で活躍しているのです。
特に、読んでいて注目した点は、2点あります。
- 自分で自分を褒める
- 何度も練習をする
という2点です。
以下の文章で、すこしだけ掘り下げていきます。
1、自分で自分を褒めよう
1つめは、「自分で自分を褒めよう」という点です。
本書のけっこう最初のほうで出てくる『「もう一人の自分」に自分を褒めさせる』という項目があり、引用させていただきます。
自分を褒めれば、自信が増します。
ファーガソン氏でなくとも、自分の中に、「よくやった("well done")」と声をかけてくれる、「もう一人の自分」を積極的に探してみる。
これが、自信の「芽」を育てる第一歩です。
優秀なエリートでさえも、このように「自分で自分を褒める」という活動を行うことで、自信が増し、それによってまた行動力が増し、そしてまた自分を褒めて、自信をつけていくという、好循環が生まれます。
これは、「他人に褒めれたい!」「他人に認められたい!」というような次元ではないなと感じました。
「他人に褒めれる」というのは、「他人の選択」です。どんなに期待していても、褒められることはなかったりします。
しかし、「自分で自分を褒める」というのは、今すぐ、自分で選択することができて、それを実行することができます。
ポイント
好循環を生み出すきっかけを、他人に求めず、自分で作り出そう。
2、何度も練習する
最後2つめは、「何度も練習する」ということです。
本書の後半部分に出てくる内容を引用させていただきます。
ゴールドマン・サックスのプロフェッショナルは、もともとコミュニケーション力に秀でていて、プレゼンテーションが上手かといえば、そうではありません。
実は、陰で、何度もリハーサルをして、話の流れや強弱などの細部にわたし、繰り返し練習をしています。
引用文は、「ゴールドマン・サックス」の話ですが、この文章の前後には、
- マッキンゼーのコンサルタント
- ハーバードの学生
の話が少しだけ上記のような短文で紹介されています。
つまり、このようなエリートや優秀な方々も、
- 論理や思考を紙に書きだして整理する
- リハーサルをして表情や立ち振る舞いを練習する
- 自分の強みや弱みを見分けて、目標に走る
などを裏で、陰で、繰り返し、何度も、おこなっています。
先に申し上げておくと、これは単なる「努力しろ!」「陰でがんばれ!」というような、ひと昔前の根性論てきな話ではありません。
「自分の時間」を確保し、積極的に自分の頭や心を整理することが大事なのです。
日々、こういったルーティンを繰り返して、「表舞台」に躍り出るのです。
ぼくはまだまだ到底ざこブロガーだけど、日々、他のブロガーさんの文章を見たり、書籍を読んでいると、
- さまざまな工夫が施されている
- ひとつの記事の裏には何記事ものの積み上げがある
というようなことを感じます。
ほんとうに先駆者ブロガーの方々はすごいと思います。
おわりに。
ということで、今回は『世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?実践編』を読んだ感想でした。
今回、本記事では取り上げていませんでしたが、この本に出てくる「英語習得の話」が、けっこう興味深いというか気に入っています。
著者の戸塚隆将(とつか たかまさ)さんのゴールドマンサックス時代の先輩や上司たちに、「どのようにして英語を習得したのか」と尋ねると、
- 英語のニュースを電車で聴いてた
- 字幕なしで映画を観ていた
- 英字新聞を読んだ
という、そっけない感じで応答されたそうです。
それは、決して冷たいのではなく、考えれる理由としては、
- 英語が一定以上できるようになっても、さらに上のレベルを目指しているため、他人に伝授できるレベルではないと考えている
- いろいろなきっかけや、体験の積み重ねの上で習得したことで、整理されていない
などの理由が挙げられていました。
「特別テクニック」「すぐに覚えられる方法」とかはなく、本当にシンプルに、数をこなしたり、言語に触れたり、外国人と話したり、書いたり、聴いたりなどを、日々おこなっていくことが大事なんだなと思いました。
ポイント
「英語学習」に近道はない!
文字もある程度大きくて読みやすい一冊です。
「まだ読んだことないよ!」という方は、ぜひ、この機会に読んでみてはいかがでしょうか。
それでは、本記事は以上となります。
最後まで読んでいただきまして、本当にありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。