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感想・レビュー

『東京どこに住む? 住所格差と人生格差』を読んだ感想メモ

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こんにちは、サラリーマンひでおです。

ついさっき「引っ越ししたいなぁ。あ、そうだ、この本また読んでみようかな」と思って手に取ったのが『東京どこに住む? 住所格差と人生格差』でした。

読んだ感想とかメモを置いておく。

よろしくお願いします。

『東京どこに住む? 住所格差と人生格差』読んだ感想

結論

・東京都の場所によって、格差があるんだな

・できれば都心に近いエリアに住んだほうがいいな

・都心でなくとも「人口が多い駅」とかでもいいな

上記のとおり。

・東京都の場所によって、格差があるんだな

たぶん東京以外に住んでいるひとからすれば「?」だと思う。しかし、東京都の場所によって既に格差が生じている。

一番わかりやすいのが「港区」だろう。あえて港区を出す。

港区=お金持ち、資本家、インフルエンサーのイメージが強い。

すでにこの時点で、「港区には、お金や人が集まる」という性質がお分かりいただけるだろう。

僕が住んでいるエリアは、いわゆる「多摩ニュータウンエリア」と呼ばれる場所。

GoogleMapなどで調べていただくとわかるが、「主要駅以外は団地、自然公園」みたいな感じ。

僕はこの街並み、空気感、雰囲気などが好きな人間だが、しかし、「多摩ニュータウン VS 港区」となると、きっと、お金、人との出逢い、交通の便、平均年齢などの差が圧倒的にひらいているのだろうと思う。

つまり、東京都の場所によって格差がある。

・できれば都心に近いエリアに住んだほうがいいな

できれば都心に住んだ方がいいなと思った。

理由

・人との出逢いが多い

・仕事が多い

・イベントが多い

・交通の便がいい

これらだ。

人との出逢いというのは、シンプルに異性と出逢うとか、知人に会いやすいとか、有名人に会いやすいということ。

仕事が多いというのは、都心の方にはお店も施設もビジネスも多いので、求人数が多い。つまり自分に合った仕事や条件が見つけやすい。

イベントが多いというのは、例えば講演会、セミナー、握手会、撮影会、ライブ、飲み会、それらが多いということ。

交通の便がいいというのは、シンプルに、「新宿まで電車で15分」とか「渋谷まで徒歩20分」とか「自転車で15分」とかそういう感じで、主要都市のアクセスが容易になるということ。

多摩ニュータウンエリアで自転車を30分こいでも「ほぼ同じ市内」なので、当然、人も仕事もあまり変わり映えしない。(坂道とか階段も多い)

しかしこれが例えば、中野区とかであればどうか?自転車を30分もこけば渋谷もいけるし、その他の市区町村にも行ける。つまり人にも合いやすいし、働く場所も多い。しかも道はわりと平坦だから自転車をこぎやすい。

こんな感じで、「よりチャンスをつかみたい」という場合は、できれば都心に住むのがいいだろう。

・都心でなくとも「人口が多い駅」とかでもいいな

先ほどは「都心に住むといいよね」とは書いていたけど、やはりそれには多くのお金が必要となる。

なので別に「大都心!新宿!渋谷!ドーン!」なんてことをしなくてもいいから、せめて、「人口が多い駅」とかでもいいと思う。

「人口が多い駅」という表現はぶっちゃけ抽象的だけど、基本的にみんなも「ああー、あの駅は賑わってるよね。人が多いよね。飲食店や服屋さんが多いよね。ビルや建物が多いよね。」というのは、なんとなく、頭の中にイメージできると思う。

僕の以前の地元は川崎市麻生区という場所だったんだけど、そこには、「黒川駅」というローカルな駅がある。

Google Mapで画像やレビューを見ていただけるとわかると思うが、「まじでなにもない」場所。

文字通り「ベッドタウン」で、周りは新築とか戸建てとか多くて、閑静な住宅地である。

自然もあるし、すこしウォーキングすれば10分程度で京王線若葉台駅とかも行けるし、小田急多摩線に乗れば、多摩センター駅や新百合ヶ丘駅、登戸駅などにも行ける。

とはいえ、やはり、「人口が多いか?」となると、やはり少ない方だと思う。

特にいま名前を挙げた、「新百合ヶ丘駅」とか「登戸駅」などのほうが人口が多いのはお分かりいただけるだろう。

「人口が多い駅」というだけで、人もお店も仕事も増える。つまり出逢いの数が増える。つまり偶然が舞い込んでくるチャンスが多くなる。ということ。

なので、「都心がベスト」だけど、家賃や物価、光熱費が高くなっている昨今であれば、せめて「人口が多い駅」とかでもいいのではないかとおもった。

『東京どこに住む? 住所格差と人生格差』を読んだメモ

家賃が安くても広いところに住みたければ、選択する駅の条件を郊外に数駅ずらしたり、駅から遠い物件に譲歩したりする。逆に、タクシー帰宅が多いという人であれば、多少高くなっても仕事場からは近くの駅に住むほうが安上がりという考えをすることもある。家賃と条件のトレードオフ、つまり一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ないというルールが、引っ越しの基本公式である。

速水 健朗. 東京どこに住む? 住所格差と人生格差 (朝日新書) . 朝日新聞出版. Kindle 版.

これまでの常識として、収入の格差は、職業選択、それにつながる教育レベルの格差から生まれると信じられてきた。有名大学を卒業して金融業界で働く人たちは、高い給与と高いレベルの生活を手に入れることができる。一方、高度な専門知識や技術を持たない労働者は、低い給与と低いレベルの生活を余儀なくされるという話である。  だが、モレッティはそうではない時代が訪れていると考えている。「今日の先進国では、社会階層以上に居住地による格差のほうが大きくなっている」というのだ。つまり、個人の技能よりも住む場所のほうが重要になりつつあると。つまり、人は職業は何であれ、うまくいっている都市に移住すれば経済的恩恵を被ることができるというのだ。

速水 健朗. 東京どこに住む? 住所格差と人生格差 (朝日新書) . 朝日新聞出版. Kindle 版.

実際のところアメリカ人の転居の理由として「仕事」、つまり「就職または転職」を挙げるのは6人に1人以下なのだという。どういうことかというと、アメリカ人は自発的に移動を行い、あとから仕事を見つけているのだという(『クリエイティブ都市論』)。仕事よりも住む場所が優先なのである。

速水 健朗. 東京どこに住む? 住所格差と人生格差 (朝日新書) . 朝日新聞出版. Kindle 版.

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