・芸能人(俳優)になることをあきらめた理由
これらを書いていく。
この記事を書いている僕は都内で一人暮らしをしている31歳の転職ビッチです。100社面接してきて、ようやく「あ、ここで働きたいかも」が見つかった。あとはノリ。
今回は、「芸能人(俳優)になることをあきらめた31歳」を書いていく。
タイトルで出オチしてるけど、僕は芸能人になることをあきらめた。
ただしネガティブではない。むしろポジティブ。自分なりの仮説があって、それに基づいて行動している。
ではさっそく本題にいこう。
目次
芸能人(俳優)になることをあきらめた理由
結論としては、芸能人になることをあきらめた。
その理由は、下記。
・僕は芸能人じゃなくて「インフルエンサーになりたい」と気づけた
・転職活動も同時進行なため生活がグチャグチャになることに気づいた
上記のとおり。
僕は芸能人じゃなくて「インフルエンサーになりたい」と気づけた
結論、ぼくは僕は芸能人じゃなくて「インフルエンサーになりたい」と気づけた。これによって芸能人になることをあきらめた。
先日、芸能事務所に行き、面接をしていただき、1時間30分ほどお話を伺った。
すごくアツいマネージャーさん?で、いろいろとアドバイスというか「戦い方」を教えてくださった。
・現場にとにかく出て、顔を覚えてもらうこと
・エキストラでも収入はあるからバイトと掛け持ちして積み上げていこう
・ただし案件が来てもまず案件に参加できるかはわからない
という感じ。
ぼくは「わー、めっちゃいい!」と興奮した。
でも帰りの電車で、この興奮を凌駕するほどの思考タイムが襲ってきて、電車で1時間30分間思考していた。
それで出てきた結論が「あ、ぼくは芸能人・俳優になれない人間だ」と悟った。※芸能人になれないし、200%本気でなりたいと心の底から思えていない。
理由はシンプル。
・自分が望んでいる役とかになれない
⇒企業側に与えられた役(例えば坊主役なら坊主にならないといけない)
・予定を開けていても「その日は中止」もフツウにある
⇒収入減る
・現場の時間が不規則
⇒早朝や夜遅くなどもある
・実績や下積み、偉い人に気に入ってもらう必要がある
⇒先人たちもコツコツ積み上げてイマがある。31歳の僕がいきなり「君いいね!」なんてのは確率論として超低い
という感じ。
つまり、本当に「いかにお金と時間と体力と振る舞いを、芸能活動に捧げることができるか?」を問われるゲームなのだ。
このときぼくは、「ああー、これはすごく長期戦であり、しかも地獄であり修羅であり苦手なことをひたすらやらないといけない」ということに気づいた。
芸能人になりたい⇒嫌なことを数年間続ける⇒偉い人に気にいられる⇒偉い人の力でTVや広告に出演⇒偉い人のコントロール権の中での活動をすることになる⇒不祥事起こせば一発で終了
という、非常にコスパが悪い仕事だなと悟ってしまった。
ここでちゃんと言語化というか細分化してみた。
まず、そもそも、ぼくは「有名人になりたい」ということは第一になる。これは本当のこと。
有名人=なにかしら有名な人。のことだ。
その有名人というのはビックキーワードつまり抽象的だ。
これを細かく見ていくと、
有名人=俳優、歌手、アイドル、モデル、タレント、お笑い芸人、スポーツ選手、声優、ユーチューバー、作家、政治家、アナウンサー、映画監督、漫画家、芸術家、料理人、経営者、コメンテーターなど。
こんな感じでたくさん出てくる。
そう、有名人にもたくさん種類があるんだよね。
そのうちの選択肢として、今回、「俳優・芸能人・芸人」みたいな世界に飛び込もうとして行動してたら、「あ、これは違うわ」と気づけただけだ。
そして、僕がなりたい「有名人」とは、つまり「インフルエンサー」なんだなというところまで具体的になった。
このインフルエンサーもある種、適当な言葉で、ぶっちゃけ「有名人」と同様の意味にも近しい。
これを具体化していくと、ぼくは「YouTuberになりたい」「アーティストになりたい」「作家になりたい」というのが本音だ。
そしてここで、すごいことに気が付く。
そう、ぼくは、既に「YouTuberをやっている」ということに。
しょぼい規模だけど地道に発信を積み上げて、「ワールドひでおブログ」という約1,700人登録してくれているYouTubeチャンネルをやっている。
つまり、小規模であるが、既にもう「小さな積み上げインフルエンサーの物語」は開始しているんだよね。
全部自分で創り上げて、試行錯誤して、いろいろなことに挑戦して、いろいろなアウトプットをし続けて、少しずつ伸びている。
それでそうやって日々アウトプットし続けているとき、ひょんなことから、テレ朝が主体のABEMA Prime(アベプラ)に声をかけていただき、スタジオ出演をさせていただいた。
>>ABEMA Primeに生出演した感想【夢が1つ叶った】
こんな奇跡があるんかい。こんな展開あるんかい。こんなこと起きてしまうんかい。
きっと僕をウォッチしてくれているフォロワーさんやファンの方も「なんでひでおが番組出るんだよwww」ってなってたと思う。
でもこれこそが『サードドア』であることを5億パーセント僕は認識してしまった。
つまり、いまこの瞬間から、僕は、発信者(インフルエンサー)としてのアイデンティティを持ち、活動をおこなうことができる。そしてそれらは日本や世界中に届けることができて、認知してもらえる。
ということ。やばくね?
これはつまり「インターネットの威力」である。「テクノロジーの凄さ」である。「スマホは武器」である。
それくらい僕たちは、いま、手元に、ヤバいアイテムを所有して24時間365日を生きている。もうありえないことが起きているんだよ。
すごく極端な例だけど、「TikTokで1つの動画がバズってそのままインフルエンサーになってしまった」みたいな事例もあるくらいだ。※もちろん生存者バイアスやタイミング、運などもあるだろう。
話を戻すと、
芸能事務所に入り、その他諸経費を支払いながら芸能活動をおこなう。しかも時間や場所もランダムでいろいろな制限が多い状況で日々バイトなどをして食いつないでいかないといけない。しかも偉い人にも、"やりたくない芸"のために、ペコペコして繋いでもらわないといけない。現場も必ず入れるわけではなく、当然、見た目もコネも強いひとのほうが案件獲得しやすい。
という状況は、ぼくにとってはあまりにも苦痛だ。
しかし、YouTube発信だと、どうだろうか。
自分のルーティン(生活習慣)の中で、ある程度コントロールを効かせながら、アウトプットが積み上げていける。
しかも僕はありがたいことに企業様から案件などもたまに頂けるので、それが「僕の実績」として積み上がっていく。僕から「お願いします!案件やります!靴ペロペロ!」というのではなく、企業様から「ワールドひでおさんにこの案件やってほしいです」と連絡が来るという。
だから、すごく気がラク。
「やりたいです!」と言えばやれるし、「うーん、申し訳ないです。興味がないです。」と言えばそれでやらずに済む。
なんというか、「自分のまま生きれて、それでラッキーな話が自然に舞い込んでくる状態」なので、すごく楽しく活動ができている。
つまり、努力0。苦しみ0。忖度0。移動時間0。撮影時間自由。編集も自由。
怠惰だし、わがままだし、凡人だし、体力もないし、束縛が嫌いなそんな僕が、芸能事務所に所属して芸能人になれるはずがない。
だからあきらめた。
あと、こうやって僕の素性を書いているとおりで、【そんな僕 VS ガチで本気で芸能人目指している若手】が、芸能市場で戦ったら、僕なんて勝てるハズがない。余裕で、本気若手をピックアップするだろう。熱量が違う。
これは想像してもわからなかった。
実際に交通費用を払って、1時間以上かけて芸能事務所(2社いったよ)まで行って、その世界の人と目の前で質疑応答をしていく中で、「解像度が高くなった」ことで、この気持ち・この決断に至った。
だから僕は全然悲しい気持ちなんてないし、むしろ、早い段階で、「素直な自分の気持ち」「自分の方向性」「自分の夢」がクッキリと見えてきて、本当によかったと思ってる。
ぼくは芸能人になれない。
ただ、インフルエンサーにはなれると信じてる。
そのためにも、YouTubeもブログもSNSもアウトプットをよりよいもの(つまり視聴者にとって求めているもの)を作っていけるように、生きていく。
転職活動も同時進行なため生活がグチャグチャになることに気づいた
これは副産物というか、タイミング的な話だ。
現在、転職活動中で、2月末からの転職成功(ブラック会社)などを含めて合計100社は受けてきた。
そうするとほぼ毎日面接とか、1日に3件連続で面接とか、そういう感じの生活になってた。
都内一人暮らしの31歳なので、生活を維持するのも大変だし、時間が経過すればするほど、支出がシビアになる。(例えば、交通費など)
話を戻す。
つまり、「いろいろと同時進行・いろいろなことに手を出している、という状態なので、グッチャグチャ状態」ということ。
エッセンシャル思考とは真逆の、非エッセンシャル思考だね。
もちろん、これはあえて「カオス状態」にしている。同じことをやり続けていても、それは現状維持となり、変化が無くて、知識も力もつかないから。だからあえて「カオスな状態」を作ったり飛び込んだりすることはとても大事だ。
そのカオスな状態とは、ぼくにとって、転職活動なんだよね。
その状況で芸能活動をした場合、つまりは「現場に行くことがメイン!そのためにはバイト生活!だけど他にもやりたいことがある!そして同時に生活維持や支払いなどもある!現場も必ず入れるわけではないから、ヘタすれば3日間予定空けてても1日も現場がない可能性がある!収入0の可能性もある!」という人生を送ることになる。
もちろんこれが20歳とかで、本気で芸能を目指しているなら、上記の話はめっちゃ「アツい話」と思うんだよね。
でもぼくがいまこれをやると、「支払いがヤバい!内定もらってる正社員をあきらめる!現場にいきたいのに、案件から落ちて収入0!しかも日本かデフレで物価上昇、エネルギー代金も上昇、税金も社会保険料も高い!毎月手取り12万円で、交通費を支払い、動きながら生活しなきゃいけない!」という"地獄"になる。
これを3~5年間継続しないと、いわゆる「ある程度のデカい案件に入れない」みたいな感じ。
つまり、きっと、ぼくはいずれ「グッチャグチャになる」と悟ってしまった。
過去にハードワークをしすぎて、燃え尽き症候群とかにもなったし、適応障害にもなった。良くも悪くもこの経験のおかげで「お金・健康・時間・人間関係の距離感」みたいなたいていの人が悩む問題の解決策の知識を、身に着けることができた。
この経験があることで、やはり、ぼくは「健康第一」を掲げて、生きている。
それで実際に7年間、コロナもインフルエンザも風邪もならずに、持病の気管支喘息にもならずに、ミニマリストとして生きれている。
ある意味、これが、現在のぼくの「最低限の生活ライン」「幸福を感じれる最低限のライフスタイル」なんだと思う。
これを下回りながら芸能活動をすると、当然、もうグッチャグチャになるだろう。という予想が容易に立つ。ある意味、だいじな気づきだと思う。
これを「いやいや!ひでお!それこそ挑戦だろ!がんばれ!死に物狂いになれ!」と𠮟咤激励をしたい人がいるかもしれないが、それは、いわゆる「自滅行為」である。
キングコング西野亮廣さんの『夢と金』にも書いてるあるけど、結局は、夢を実現させたいなら、お金が必要なわけだ。どうあがいてもお金の話は避けられない。
夢を追うのは自由だけど、「お金が稼げない状況」であれば、それはいつか持続不可能となり、夢をあきらめないといけなくなるわけだ。残酷だけど事実。
いま、ぼくは、「お金というHPがどんどん減っている状態」なので、いま治療することは当然「お金を得ること」「お金を稼ぐこと」が最重要事項となる。
こうして考えると、やるべきことが、感情論を抜いて、落ち着いて見極めることができる。
①:自分にとって得意な働き方をする(ムリをしない働き方)
②:YouTubeやSNS、ブログの収入やファンを増やす
③:YouTubeやSNS、ブログで有名人になる
ということ。もうふつうにロードマップできてて草。
超シンプル。
もう自分がいまやるべきこと、やったほうが人生が開けていくこと、などが見えている。実際にもう既に行動している。
だから、自ら、グチャグチャにしていく行為は、自分が愚か者だなと俯瞰できて、この結論に至った。
影響力のあるインフルエンサーになれたら、後からやりたいことができる件
最後になるが、一応、サクッと書いておきたい。伝えておきたい。
結論、影響力のあるインフルエンサーになれたら、あとからやりたいことができるということ。
これは本当にバグ。ライフハックだ。
厳密にいうと、インフルエンサーのキャラクターとかによってはテレビや、テレビCMには出れないかもしれない。
でも有名になったり、YouTubeやSNSで有名な人とは交流できる確率が高くなる。
例えば、ぼくは「Repezen Foxx」というアーティストが好きだ。わかりやすく言えば、DJ社長だ。
彼は、「DJになる!」と言ってDJ社長になった。
そしてメンバーを集めて、「レペゼン地球(RepezenFoxx)」が結成された。
そのレペゼン地球が「YouTubeにエンタメ動画」をアップしまくり、認知を獲得して、有名YouTuberやインフルエンサーとコラボして、更に影響力を増していく。
結果的に、テレビに出ていた大物芸人さんや、世界で活躍する渡辺直美さん、海外アーティストなどともコラボしていく。
テレビには出られないが、ネットニュースやSNSの画面には、レペゼンの姿がしょっちゅう出てくるわけだ。
これってすごくない?
もちろんレペゼンの場合、ほんとうに身体を張りまくる企画が多くて、且つ、編集力も鬼高いので、そういう要素はぼくみたいな一般ピーポーにはマネできないけど、彼らの『サードドア』の開け方がすごすぎるよね。
話をもう少し続ける。
レペゼンフォックスは、ほぼ解散してしまった。DJ社長がインドネシアに単独で失踪しちゃって、それでメンバーが不定期ごとに解任させられるという謎の展開に、ファンやSNSユーザーは、心配かつ興味がとまらない。
それで、レペゼンのNo2のDJフォイさんも、いつの間にか、解任させられていた。
で、そのDJフォイさんは、ヴィジュアルもいいし、話も面白いし、などなど強い要素があり、いわゆる「配信者」としてのポジションもあるし、さらには「e-Sportsチーム:NOEZ FOXXのオーナー」もやっている。
そんな彼が、最近、メンズエッグの表紙になっていることを投稿していた。
一言で言えば、雑誌モデルだし、広告モデルということ。
すいません。語りすぎて長いですね。
つまりは、インフルエンサーとして影響力がついてくると、モデルや俳優などの活動もできるということ。
旧来:①芸能活動⇒②芸能人になる⇒③CMや広告でる⇒④実績積み上がる⇒⑤テレビ出る⇒⑥認知獲得⇒⑦いろいろ仕事増える
現在:①SNS⇒②インフルエンサー⇒③有名な人や番組に見つけてもらう⇒④いろいろ仕事増える
という感じで、「SNSのちから」が凄まじすぎるんだよね。
もうこれが一番、「不確実性の時代を生きる希望」だと思う。
だから、ぼくは、こっちに人生を賭けることにします。よろしくお願いします。
おわりに
今回は、「芸能人(俳優)になることをあきらめた31歳」ということを書いていった。
もう好き放題書いた。
一ついえるのは、いずれにせよ、どちらも大変な道ではある。ラクとは書いていない。どちらも大変だ。
ただ、こうして「自分なりの仮説」「自分なりの答え」を導き出せたことは、とても嬉しい。
これは、芸能人目指そうってなってなかったら、たぶん、3年後も5年後も10年後も「ああー、あのとき芸能事務所に受けてみればよかったのかなぁ...」なんて後悔をしていたことだろう。
しかし、実際に行動して、芸能事務所の書類選考に合格して、実際に面接をしていただいて、採用をしてもらえるところまで行けた。
そして話を伺って、「タレントの現実」とか「下積みをされている人の話」などを知ることで、"自分事化"して、より深い思考ができるようになった。
結果、当ブログ記事で書いたとおり、「芸能人ではなく、インフルエンサーになろう」ってなった。
そしてインフルエンサーになるためには、フォロワーさんや読者さん、視聴者さんにとって「有益」とか「応援したくなる」と思っていただけるようなコンテンツや情報を発信していく必要がある。
そのためには、ぼくも、ジャンルをしぼったり、自分の得意なコンテンツ(例えば健康・ミニマリスト)などを多くの人に伝わるように発信していこうと思う。
ということで以上。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
また次の記事で会おう。
前回の記事はこちら>>お酒を辞めて4年間。メリット・デメリットを書いていく