『エフォートレス思考』(著:グレッグ・マキューン)
読了。
■不足思考から「充足思考」へ。
■フロー状態に入り、修正しすぎず、早くゴールへ到着するために"ゆっくり進む"。
■完璧になってから作品を出すのではなく、手間をなるべく省略してさっさと出してみる。
ザッと絞ると上記のとおり。
他にもたくさんの「エフォートレスな状態」がたくさん書かれていた。
読んでいて、ブログやYouTube、仕事、アート、なにか新しいことを始める、など全てにおいて「共通する話だな」と感じた。
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■不足思考から「充足思考」へ
「不足思考」だと、いつまでも、
・お金がない…服がない…時間がない…
という感じで「足りない」になってしまう。
しかし、エフォートレス思考つまり「充足思考」であれば、
・健康な身体がある
・匂いをかげる鼻がある
・おせんべいを食べれる歯がある
・3日分の服がある
・InstagramやYouTubeを繋ぐスマホとインターネットがある
・雨風を凌ぐ家がある
・ブログに何人かアクセスがある
など「充足」に気づき、満ち足りていく。
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■フロー状態に入り、修正しすぎず、早くゴールへ到着するために"ゆっくり進む"。
早く到着するために、"ゆっくりと進む"。
これは、一見、「は?どゆこと?」と思うかもしれない。
しかし、これこそ「エフォートレスな行動」だなとぼくは感じた。
「はやくお金持ちになりたい!」
多くの人はこう言うけど、しかし、そのためにはブログやYouTube、Instagram、Twitter、note、投資、経営などとにかくいろいろとやってみるしかない。
しかも「その日だけ」ではなく、これを毎日地道に続けていく必要がある。
特に投資であれば、「インデックスファンドで積立投資」とかまさに地道だけど、しかし着実にお金持ちになるひとつの手段として挙げられる。
すごいカンタンな表現で言うと「急がば回れ」的な感じ。
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■完璧になってから作品を出すのではなく、手間をなるべく省略してさっさと出してみる。
これは、「進みながら強くなる」という感じ。
ぼく自身、こんなことを書いてどちゃくそ恥ずかしい。まじで他人から見ればダサいかもだし笑われるかもしれないし冷ややかに見られてるかも。
しかし、「完璧」など存在しなくて、結局、出してみないと分からない。
だから60点でもいい。
本書の言葉を引用して書くと、
『不完全さを受け入れ、ゴミをつくる勇気を持てば、私たちは始めることができる。 そして一度始めれば、だんだんマシなものができてくる。 そしていつかゴミの中から、あっと驚くようなブレイクスルーが生まれてくるはずだ。』(引用元:エフォートレス思考 152ページ)
まさに、「ぼくのことだ」と感じた。
ブログとか本当にこの2年間、無知の状態で500記事くらい書いたら、少なくとも収益やPVが増えたり、有り難くも「昔から見てるよ!応援してる」的なDMも頂けるまでに成長した。
まさに、ゴミからスタートして、だんだんとマシになっているという感触がある。
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本書の巻末の「グレッグ・マキューンさんの娘さんの病状」の話が、少し泣きそうになった。
ぼくも「選択をすること」「よりシンプルで簡単な道」を選択できるんだなと感じた。
前回の『エッセンシャル思考』もすごく学びがあったけど、今回の『エフォートレス思考』も学びがある一冊だった。
とはいえまだまだ勉強不足なので、進みつつ、また何度も読み直していこうと思う。
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