こんにちは、ひでおわーるどです。
『仕事の8割は人に任せなさい!』(著:臼井由妃)という本を読了しました。
それの感想を簡易的に書き、アウトプットする記事です。
宜しくお願い申し上げます。
目次
結論としては、「まず断る」というのがポイントかなと思います。
個人的な結論としては、「まず断る」ということが、大事なんだなと思いました。
なぜならば、「自分ひとりでモノゴトを背負い込むと、しんどくなり、そして回らなくなる」からです。
回らなく事例としては、以下の通り。
A君は仕事を一生懸命やる➡「このひとは仕事ができる!もっと任せよう!」と上のひとから仕事を任せられる➡どんどん処理する。しかし休みが取れない。休んでいても仕事のことを思考。➡病気になって疲弊しギブアップ。➡「全部やるのはでなく、断ろう」という事を実践し、やがて大活躍。
こんな感じで、ついつい「仕事を一生懸命やる」ということが、時間や富を生み出すことに繋がっていそうですが、そうではないことがうかがえます。
A君のように、
- 断る
- ほかの人も任せる
ということを実践することで、自分の時間も体力も浮くので、さらにまた「新しいこと」などに挑戦したりすることができるようになります。
という感じ、簡易的ではありますが「まず、断る」ということが大事だなというのが、ぼくの結論です。。
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「他人に任せる」というのは、自身への成長も促す大事な行為。
タイトルだけを見て、本書をパララっと読むと、「え!じゃあ他人に仕事を押し付ければいいんだな!」と思ってしまう方も、いるかもしれません。
しかし本書は、どちらかというと、「歓喜や、ときには失敗。知識や工夫をシェアすることで、自分も相手も成長できる」てきなニュアンスの内容です。
「後輩のあいつは使えない、、、先輩のおれのほうができるから、任せたらダメだ」という思考になってしまうと、「自分が病気欠勤した場合」とかに、穴が開きます。
つまり自分が「休みたいのに、休めない」という場合もでてくる可能性が高くなります。
そこで「シェア」です。
決して「偉そうに語る」とか「マウントを取る」とかではなく、どちらかというと「相手を勝たせる」という感じ。もっと言うと、「自分も相手も成長していく」という感じです。
もし「後輩」が仕事が思うように進んでおらず、又、失敗を繰り返してしまっている場合、
- 「こうやるとすぐ終わるよ~」という工夫の方法や知識をシェア
- 「この仕事、あなたならできると思うんだけど、任せてもいい?」という小さな成功をシェア
という感じで、後輩に小さな挑戦をさせてあげます。
シェアすることで、「自分が相手にたいして”わかりやすい表現”を使う」ということが意識されたりします。
「教えてやるぜ!」という偉そうな態度ではなく、「教えている自分自身が、相手にわかりやすく伝えるアウトプットの訓練をしている」ということです。
もしそれで後輩が「分かりやすい!よし!やってみよう!」となれば、自分もうれしくなりますよね。
又、後輩自身も「仕事を任された!よぉーし、成果を上げてみせる!」と発起してくれる可能性も高まります。さらにそれで仕事が順調にいけば「よっしゃ!うれしい!できた!」という歓喜にも繋がります。
「他人に任せる」ということは、決して「命令」「他人をコントロールする」ということではありません。
「自分もアウトプットの訓練になるキッカケ」、「相手にも失敗や成功などの体験をシェアできる機会」という大事な行為なんだなと感じました。
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『80対20の法則』や『エッセンシャル思考』に近い考え。
一応、本書の始め辺りにも『80対20の法則』のことがすこし出てきます。
読み進めていくと、「選択と集中が大事だな」と思いました。
著者のインプットテクニックが書かれていて、やはり「読書」をされたり、スキマ時間は「CDやMDなどでインプット」という感じでした。(CDやMDという表現は、この本が2008年頃だからですね)
本書はけっこうズバズバ書いてあり、「本を読まないから時間が足りないのではないでしょうか」てきなフレーズが出てきます。笑
しかし、まさにこれは大事なことだなと思います。
本やオーディオブックなどで知識や情報を得ることで、「お金の使い方」、「時間の使い方」、「物事の捉え方」などなどが変わってきます。
そして、自分自身の時間の使い方が変わってくると、少しずつ余裕がでてきます。さらにそこから、「この仕事は外注しよう」とか「この案件は任せてみよう」とか「コレに投資してみよう」などと加速していきます。
そうすることで、「より時間が空く」という状態になり、「もっと自己投資しよう」というふうに、さらに勉強に励むことができます。
「一生懸命やる」というのは、とても大事な心意気です。
しかし、それだけでは「ずっと体力消耗戦をやり続ける」ということになりかねません。
そのため「選択と集中」を取り入れて、仕事をやりつつ、任せられることは任せて、空いた時間や体力で自己投資をする、ということが大事です。
『エッセンシャル思考』に近い考えだなと思いました。
おわりに。
ということで、以上となります。
けっこう古い本ではありましたが、今の時代でも使える考え方や、実践方法などが記載されているなと感じました。
ということで、けっこう値段も安いので、気になった方はぜひ、この機会に読んでみてはいかがでしょうか。
⋙『仕事の8割は人に任せなさい! (青春新書プレイブックス) 』
ということで、最後まで読んでいただきまして、本当にありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。