この記事は、映画『メイズ・ランナー』を観た感想を書いていきます。
ネタバレしている可能性が高いのでそこだけはご注意ください。ご容赦ください。
結論としては下記。
・まさか、こんな内容の映画だったとは!
・トーマスとミンホとニュートかっこいい
・「現状維持は衰退」を感じた
・バイオハザード的な感じで続きが楽しみ
上記のとおり。
※ネタバレ注意
目次
まさか、こんな内容の映画だったとは!
映画『メイズ・ランナー』を観て、「まさか、こんな内容の映画だったとは」と衝撃を受けました。
昔どこかで映画『メイズ・ランナー』の予告映像とかを観たことがあり、「ほえー、迷路を走り抜ける映画なんだな」と思ってました。
もちろん、映画のタイトル表記どおり「メイズ=迷路」「ランナー=走る人」なので、まぁそういう映画ではあります。
しかし、
実際に今回観てみたところ、自分の想像もしていなかったパターンで、それが気持ちよかったです。
結論としては、
・さまざまなトラップが仕掛けられている迷路
・迷路のなかには「グリーバー」というバケモン(敵)がいる
という感じでした。
いまこうしてブログ記事を書いているから、予告編動画を貼り付けて、改めて、映像を観ていると「ああ!迷路の感じも、グリーバーもちょびっと出てるやんけ」となっていますが、僕がきのう映画を観たときは、なにも見ずに視聴したので新鮮でした。
迷路が超難問系かと思ってましたが、どちらかというと、「グリーバーが蔓延る迷路を乗り越えて生きのびろ」みたいな感じの映画でした。
非常にスリリングで興奮しました。
特に、映画途中の、
「迷路の扉が開く→ランナー2人が朝から出発→そろそろ戻ってくるハズ→戻ってこない→時間ギリギリ→そろそろ扉が閉まるヤバイ→向こうから怪我をしたランナーとそれをおぶっているランナーが必死に戻ってくる→扉が閉まり始めてるヤバイ→主人公トーマスがギリッギリの狭間を搔い潜って”向こうの方”つまり”迷路エリア”へと行く」
というシーンが興奮しました。
個人的には、ひさしぶりに映画を観たので、それもあって「メイズランナーってこんな映画だったとは!」となかなかイイ刺激でした。
『メイズ・ランナー(字幕版)』をプライムビデオで観ます。たしか3年前とかから観たかったんだよね。いつか死んでしまうのでなるべく後悔しないようにいまやりたいことをなるべく消化していきます。 pic.twitter.com/lAuGjRPAJg
— ひでおわーるど (@hdowrld) June 19, 2025
トーマスとミンホとニュートかっこいい
トーマスとミンホとニュートがかっこよかったです。
トーマスってだれ?トーマスガジェマガ?
ミンホ?フィッシャーズのンダホ?
ニュート?
こう思ったひともいるかもしれません。
●トーマス:主人公
●ミンホ:アジア人(韓国人かな?)のランナー
●ニュート:金髪イケメンくん
です。
トーマスは一見、ただの一般人に見えるのですが、じつは、身体能力というか精神面が強くてかっこいいです。
序盤にヤンキーキャラ(村のトップ的なポジティブのやつ)と、キャンプファイヤー場で相撲勝負を開始しますが、根性を見せて一度相手を倒すなどして盛り上がっていました。すごい。
そして、この「閉じられた空間」が一刻も早く脱出したいがために、ランナーになりたそうにしてソワソワしているのもいい感じでした。
ミンホは、いわゆる「ランナー」です。ランナーとは迷路に入れる選ばれしものですね。
緘黙でかっこいいキャラでしたが、迷路で、負傷した仲間を隠そうしている間に、グリーバーがやってきて、それで、仲間を置いてきぼりにしながら、ミンホだけは逃げ出すシーンがありました。(結果、トーマスが仲間を無事に隠せて、トーマスも無事に生き延びる。)
あれはたしかに緊迫した状況ですね。なのでミンホはある種、正しい決断をしたと言っても過言ではありません。
なので僕はダサイと思いませんでした。
それ以外では、ミンホは精鋭ランナーらしい振る舞いをしていて、すごく「頼もしいキャラ」として確立しています。

『メイズ・ランナー2』も今後視聴する予定。ま、まさかミンホが〇ぬとか無いよね?
そしてニュートは、金髪イケメン君です。
リーダー側のポジションに居ながらも、トーマスのような新人に対しても優しくしてくれるイケメン先輩ですね。
ワイが大学生で、バイト先にニュートが居たら惚れますね。いい匂いがしそう。
「現状維持は衰退」を感じた
この映画『メイズ・ランナー』を観ていて、「現状維持するか?それともリスクをとって行動して人生を変えるか?」みたいなことを感じました。
あくまで僕の感想です。
そんなメッセージが秘められているのかな?と思いました。
『メイズ・ランナー』おもしろい。「俺は3年いた!お前は3日前にきた!」と言ってるキャラがいて、主人公は「おま3年間動いてないだけやん」と正論言ってて強い。そしてバケモンたちが村を襲いに来る。"現状維持は衰退"を感じた。『チーズはどこへ消えた』みたいな感じで迷路に飛び込む勇気大事だなと
— ひでおわーるど (@hdowrld) June 19, 2025
『メイズ・ランナー』おもしろい。「俺は3年いた!お前は3日前にきた!」と言ってるキャラがいて、主人公は「おま3年間動いてないだけやん」と正論言ってて強い。そしてバケモンたちが村を襲いに来る。"現状維持は衰退"を感じた。『チーズはどこへ消えた』みたいな感じで迷路に飛び込む勇気大事だなと
これは映画を観ながらXに投稿しました。
これはどういうことかというと、
村のボスキャラ的なポジションの「ギャリー」は、このグレード(村)にずっと長居していて、ランナーでもありません。
見た目は、朝倉未来さんの番組『Breaking Down』に出てきそうなイカつい顔や体格、雰囲気なのですが、その彼は迷路に行ったことがありません。
ある種、「正しい」と言えば正しい行動ですね。
なぜならば、迷路に入ってしまえば、ほとんどのランナーは生きて帰ってこれないから。(迷路のトラップの餌食、グリーバーの餌食)
だけど、そのおかげ?で「ずっとこの村から出られない生活を一生涯送ることになる」ということ。
異性もいない。親も友だちもいない。エンタメもない。ずっと同じ生活が続く。
ギャリーは3年前にこの村に送り込まれて、そこでずっと生活をしていました。
そして今回、トーマスが村に送り込まれて、「たった3日」でたくさん行動して、たくさん傷ついて、たくさん思考と試行をしていました。
映画のセリフを覚えていませんが、
ギャリー「俺は3年間ここにいたんだぞ!お前は3日しかいない!」
トーマス「つまり君は3年間動いてなかったってことだ!」
みたいな正論をかましててトーマス強かったです。
現状維持をすることは、良いことですが、でもそれは衰退だなと感じます。
つまりそれは「歳をとること(死ぬこと)を、ただ先延ばしにしているだけ」ということ。
トーマスは、「外の世界に出たい!」という気持ちが強いため、勇猛果敢に、行動しています。
もちろんそんな行動をするということは、リスクを伴うわけですから、痛い思いや悲しい気持ちになることでしょう。しかし、その分、感動や体験を得られます。
実際その行動によって、トーマスは、迷路を探索できて知識がつきましたし、ユンホを助けましたし、グリーバーを倒しました。そして、出口のようなゲートを発見しました。
つまりめちゃくちゃ活躍しているし、めちゃくちゃ「人生を変えるキッカケ」を掴んでいるのです。
村で過ごしているメンバーは当然、
・迷路のことがわからない
・グリーバー(モンスター)の姿も知らない
・出口がどこにあるかもわからない
という状態のままです。
そのままの生活を送りたいのであれば、それはそれでいいのですが、しかし、この村にも「いつまで物資が届けられるか不明」とか「次の仲間がこないかも(1ヶ月に1人)」というリスクがあります。
※後半では女性が参加することになり、「これが最後の人間」みたいな感じで、物資も送られてきませんでした。つまり、物資も新規参加者も無いので、供給が断たれたことになる
以上のように、「現状維持をしていると、じつは、詰む」みたいなことを感じました。
これは、僕は、本の『チーズはどこへ消えた』という本のことを思い出しました。
かんたんに書くと、下記のとおり。
迷路の中に4人のキャラクターが住んでいて、
- スニッフとスカリー(2匹のネズミ):本能的で、変化にすぐ気づいて行動する。
- ヘムとホー(2人の小さな人間):考えすぎたり、変化を嫌ったりする。
彼らはみんな「チーズ」(幸せ、成功、安定など、欲しいものを象徴)を探しています。
ある日、いつものチーズが置いてある場所(チーズステーションC)からチーズが突然なくなります。
ここから、4人のキャラクターがそれぞれ違う反応を見せます。
- スニッフとスカリーはすぐに新しいチーズを探しに迷路へ飛び出します。
- ヘムはチーズがなくなったことに怒り、動こうとせず文句ばかり言います。
- ホーは最初はヘムと同じく抵抗しますが、だんだん変化を受け入れ、新しいチーズを探しに出ます。
結局、ホーは新しいチーズを見つけ、変化に適応することの大切さを学びます。
一方、ヘムは頑固にその場に留まり、状況を改善しようとしません。
こんな感じの内容です。
映画『メイズ・ランナー』でも、「変化をする者」「変化を拒み、その場に留まる者」が浮き彫りになっていたなと感じました。
正直ギャリーの気持ちもわからなくないですが、しかし、ずっとそのままの村で疲弊して生きていくより、人生を変える可能性があることを信じて、行動したほうが、後悔もなく、そして充実すると思います。
バイオハザード的な感じで続きが楽しみ
最後になりますが、この映画『メイズ・ランナー』は、バイオハザード的な感じで続きが楽しみです。
僕がバイオハザードを視聴したのは、たしか3年前だった気がします。
大人になって初めてバイオハザードを全部観ることができました。
結論、バイオハザードも「物語が続く終わり方」をするため、非常に続きが楽しみでした。
それと似ており、映画『メイズ・ランナー』も、終わり方が「次の映画と続くような終わり方」のため、非常に続きが気になっています。
メイズ・ランナーは『メイズ・ランナー2』と『メイズ・ランナー3』と続きます。
なので終わり方が、「お、次回作楽しみ」と思えるような終わり方でした。
Amazonプライムビデオで『メイズ・ランナー2』も視聴できるので、次回は2を視聴します。
ということで以上です。
まとめ:ランナーに敬意を
『メイズ・ランナー』(字幕版)を観終わり。結論、最後ちょっと悲しいエンド、そして物語続く系。バイオハザードみたいな感じでおもしろい。主人公とアジア系ランナーと金髪イケメンすき。ワイも人生の迷路から抜け出せるようにランナーたちといっしょにランしていきます。ありがとうランナーたち。 pic.twitter.com/Udnu2Uk5VI
— ひでおわーるど (@hdowrld) June 20, 2025
今回は『メイズ・ランナー』を観た感想を書きました。
また続編を観たら感想をアウトプットしていきます。
それでは今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。