
この記事は『チ。地球の運動について』全巻のセリフ・名言メモです。
先日、漫画『チ。地球の運動について』第1~第8巻の全巻を読み終わりました。
本当は感想をぶちまける予定だったけど、絶賛、業務委託の仕事をしながら、他の業務委託の求人の面接を1ヶ月で約20件ほど受けていて、めちゃくちゃ没頭アウトプットできるタイミングが無くなってしまった。
なので、せめての思いで『チ。地球の運動について』のセリフ・名言メモを書いていく。
僕は、『チ。地球の運動について』を読んで、良くも悪くも、人生が変わった。(マジで)
もしまだ『チ。地球の運動について』を読んでいない方は、ぜひ読んでみてほしい。
きっと、"いまの自分の生き方"に疑問を持ち、変化をしたくなることだろう。
それでは、『チ。地球の運動について』のセリフ・名言メモをアウトプットしていく。
目次
『チ。地球の運動について』第1巻のセリフ・名言メモ

世界、チョレ~~~(ラファウ)
太陽が昇るのではなく、我々が降る(くだる)のだ。
毎日朝がくるのは地球が自らの軸を回る、"自転"をしているからだ。
さらに季節が変わるのは地球が太陽を軸として廻る、"公転"をしているからだ。
私の宇宙では。地球は2種類もの運動をしている。
そこでは太陽は静止し、バラバラだった惑星は連鎖して動き、宇宙は一つの秩序に統合され、常識覆り、C教は激昂し、"美しさ"と"理屈"が落ち合う。
これが私の研究だ。そうだなそれを、『地動説』とでも呼ぼうか。(フベルト)
宣言します。僕は、地動説を信じてます。ビリッ(ラファウ)
ソクラテス曰く、「誰も死を味わっていないのに誰もが最大の悪であるかのように決めつける」
エピクロス曰く、「我々のある所にしは無い志のある所に我々はない」
セネカ曰く、「生は適切に活用すれば充分に長い」
僕はそのすべてに賛成です。(ラファウ)
す、すべて20年近く前の異教徒の言葉だろ!救世主が誕生する前の暗愚な連中だ!奴らには絶対神も救いもない!そんな言葉が何になる!(ノヴァク)
感動できる。(ラファウ)
訳も分からん物に熱中して命すら投げる。そんな状態を"狂気"というとは思わないのか!?(ノヴァク)
でも、そんなのを"愛"とも言えそうです。(ラファウ)
『チ。地球の運動について』第2巻のセリフ・名言メモ

生まれてスイマセン!!生まれてスイマセン!!生まれてスイマセン!!生まれてスイマセン!!生まれてスイマセン!!生まれてスイマセン!!(オクジー)
その場しのぎの慰めなんか現実を変えやしない。だが芯から湧き出た苦悩は、煮詰められた挫折は、あるいは君の絶望は、希望に転化し得るのだ。(異端者)
だがこの地球(ほし)は、天国なんかよりも美しいということに。(異端者)
一生快適な自己否定に留まるか、全てを捨てて自己肯定に賭けて出るか、どちらを選ぶも自由だ。さァ、どうする。(異端者)
「地」。(オクジー)
君の言うように、この世は喪失であふれている。それに、人はいつか死んでここを去る。
でも私が死んでもこの世界は続く。だったらそこに何かを託せる。
それが喪失まみれのこの世界から生まれた ある種の、希望だ。(グラス)
今日の空、なんか綺麗じゃないですか?(オクジー)
その"なんか"を、"絶対"にする方法が一つだけあるぞ。世界を、動かせ。(バデーニ)
『チ。地球の運動について』第3巻のセリフ・名言メモ

この世界は、本当に動いているとしたらどうだ?(バデーニ)
本当に、恐ろしいのは、そもそもこの仮説が、前提からすべて間違いだった場合だ。(ピャスト伯)
では、もし・・・積み重ねた研究を一瞬で否定する力があって、個人の都合や信念を軽く超えて、究極に無慈悲で、それゆえに平等な、そんなものがあるとしたらそれをなんというと思いますか?(バデーニ)
それは・・・真理だ。(ピャスト伯)
ウッ・・・ウグッ。(ピャスト伯)
文字は、まるで奇蹟ですよ。
本当に文字はスゴいんです。アレが使えると、時間と場所を超越できる。
200年前の情報に涙が流れることも、1000年前の噂話で笑うこともある。そんなの信じられますか?私たちの人生はどうしようもなくこの時代に閉じ込められてる。
だけど、文字を読む時だけはかつていた偉人たちが私に向かって口を開いてくれる。その一瞬この時代(セカイ)から抜け出せる。
文字になった思考はこの世に残って、ずっと未来の誰かを動かすことだってある。
そんなの・・・まるで、奇蹟じゃないですか。(ヨレンタ)
『チ。地球の運動について』第4巻のセリフ・名言メモ

いいかい?そもそも私たちにはなんの決定権も無い、上に従うのが役目だ。それにこの仕事に就くと気付くけど、異端(ヤツラ)は手段を選ばない。悪魔と結託してこの世界を変えようとする。
それを阻止するために最も重要なもの、世界を今のままに保持するために必要なものは何だと思う?
血、だ。(ノヴァク)
今、たった今、この瞬間にも、我々は、動いている。(バデーニ)
今はこの地球(かんどう)を守るために地獄へ行ける。(オクジー)
『チ。地球の運動について』第5巻のセリフ・名言メモ

本当に強い奴ってのは、"殺す覚悟"のある奴なんかじゃない。"死ぬ覚悟"のある奴だ。
戦場では"上部の技術"より"ブサイクなど根性"が勝る。(ノヴァク)
死ぬ怖さなんて、この世を肯定する怖さと比べたら軽いものだ!(オクジー)
確かに、これで我々も地獄の入口に立ったな。(バデーニ)
いや、天界のですよ。(オクジー)
そう、言い切れるか?(バデーニ)
ええ、今俺の目の前に広がる"コレ"が地獄の入口って景色には見えない。今日(この)の空は絶対に、綺麗だ。(オクジー)
『チ。地球の運動について』第6巻のセリフ・名言メモ

稼ぐのに金は大して重要じゃない。
金だけあっても減るだけ増やせない。当たり前だけどね。だから金そのものを探すのは得策じゃない。金が欲しかったら重要なのは生産。(ドゥラカ)
朝日を浴びてる。こうすることで感じ取る。(シュミット)
何を?(ドゥラカ)
神を。(シュミット)
これから先、おそらく世界を揺るがす、三つの発明。
一つ、火薬。二つ、羅針盤。そして三つ目。これが今回の要、活版印刷。(シュミット)
情報の自由度が社会の自由度につながる。
大昔、アカデメイアでは思想の違うプラトンとアリストテレスが同居していた。そういう開かれた場で、多様な意見が集まってこそ理性は磨かれる。と組織長は考えてる。(シュミット)
『チ。地球の運動について』第7巻のセリフ・名言メモ

迷って。きっと迷いの中に倫理がある。(ヨレンタ)
死を忌避するんじゃなく肯(うけが)いたい。それが俺の人生の命題だ。(レヴァンドロフスキ)
貴方は若いから。それを別の言い方で言うと今は貴方達が歴史(この物語)の主役だから。だからあなたに渡す。(ヨレンタ)
積み上げた歴史が、動揺を鎮めて臆病を打破して思考を駆動させて・・・いざって時に、退かせない。全歴史が私の背中を押す。
私は、地動説を愛してる。そして愛してしまったことを祝福したいから。(ヨレンタ)
あるときにおいては理念が保身を越えねばならない。大いなる信念であればその分、差し出す犠牲も大きい。命を懸けられないなら口だけだ。(シュミット)
どんな雄弁も語りを止めれば声は消える。どんな支柱も時が経てばいつか朽ちる。皆、死ぬ。万物は流転する。(シュミット)
記念すべき1貢目。本の題(タイトル)は?(ボルコ)
・・・これか。『地球の運動について』(シュミット)
君が逃げろ。我々が守る。皆、聞いてたか?(シュミット)
隊長、それは提案ですか?(レヴァンドロフスキ)
命令だ。(シュミット)
了解。(レヴァンドロフスキ)
『チ。地球の運動について』第8巻のセリフ・名言メモ

一つだけ聞かせてくれ。君は地動説の、何が問題だと思う?(アントニ司教)
もしそうだとしたらこの騒動は、C教世界や人々の信仰を守る聖戦などではなく、一部の人間が起こした、ただの勘違い、だったというわけだ。(アントニ司教)
きっと社会から神が消えても、人の魂から神を消せない。(ドゥラカ)
過去や未来、長い時間を隔てた後の"彼ら"から見れば、今いる僕らは所詮、皆 押しなべて"15世紀の人"だ。
僕らは気付いたらこの時代にいた。別の時代でもよかったのにこの時代だった。それはただの偶然で無意味で適当なことで、つまり奇跡的で運命的なことだ。(ラファウ)
死んだら全部終わりだ。神も死後もないんだ。稼いだ金も、覚えた知識も、見えた未来も、すべてムダだ。こんなところで・・・終わりなんだ・・・
私の人生は、一体なんのために・・・(ドゥラカ)
(神々しい朝陽が昇るシーン)
夜空を見ると、感じるだろ。タウマゼインを。
この世の美しさにしびれる"肉体"のこと。そして、それに近づきたいと願う"精神"のこと。つまり「?」と、感じること。(ラファウ)
知が人や社会の役に立たなければいけないなんて発想はクソだ。
知りたいからやるそれだけだよ。
そしてねアルベルト君。これだけは覚えていてくれ。真理の探究において、最も重要なことだ。
信じろ。
自分の直感を。
世界の絶美を。
僕は何があろうと、君の好奇心を否定しない。(ラファウ)
効果を捧げれば、パンを得られる。税を捧げれば、権利を得られる。労働を捧げれば、報酬を得られる。なら一体何を捧げれば、この世の全てを知れる。と思いますか?(告解室の司祭)
「?」(アルベルト・ブルゼフスキ)