こんにちは、ひでおです。
タイトルの通りですが、
『予想どおりに不合理行動』経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
を読んでるけど、面白いです。
ただの雑記です。
要約とかではないです。
宜しくお願い申し上げます。
大学の検証や実験の様子がおもしろい
この本のおもしろいなとおもうところは、
「研究の様子」が映し出されているところです。
ぼくもいくつか行動経済学や、心理学、脳科学などの本は読んでいてどれも毎回新鮮で面白いですし、
実生活で実際に起きていたり、そのフレーズを使ってる人間がいたりしますよね。
そしてこのダン アリエリーさんの『予想通りに不合理』は、ストーリー(始まりから終わり)があるのが特徴的な気がします。
1、「これは、こうなるじゃないのだろうか」と仮説をたてる
2、協力者にたのむ
3、検証をしながら様子をみる
4、仮説のとおりだった
みたいな。
なので読んでいると、
「自分だったら、どうするだろう」みたいな感じで、主体的にその内容を思考したり、疑似体験できます。
皆さんもブログやYouTube、Twitterなどで一度は耳にしたことがある大学名、そう
デューク大学とかイエール大学とかでの実験に至るまでの過程なども、おもしろいです。
「こういう実験をしました!結果こうなりました!おわり!」
という要約ではなく、
「まずは、あの学歴がどうのこうので優秀なあの〇〇君に、交渉をもちかけてみた」みたいなところから実験が始まったりします。
「所有」のことや、「性的興奮の影響」、「選択肢の多さ」
などの実験も、やりとりやその様子が、とても参考になります。
自分も体験したことあることだから、なおさら身につく。
先ほどの
・所有
・興奮
・選択肢
とかも、自分も日頃意識していたり、実際に試してきたのでとても共感します。
所有とは、
一度所有してしまうと「手放すときに価値を通常よりも高く見積もる」とか、
「手放すことで失うのが怖い」など。
これは実際にぼくが9割のモノゴトを手放してきたことで、「この感覚か」というのがよくわかります。
特に本とか、洋服とかって
「これはこんなに着たし」
「こんなにたくさん本を読んだ」
みたいな感情が発生しますが、
「Kindleで読む。服はスポーツウェアで過ごす」と決めたので「損失への恐怖」は乗り越えられました。
というか本や服はまたお金に余裕があれば、ほぼいつでもどこでも取り戻せます。
こんな感じで読んでいると、過去の自分が体験したことや、ほかの発信者さんの知識などが複合されて、
より「強化」されます。
「実験対象者のリアルな気持ち」みたいな部分が、読んでいる自分自身とリンクする感じが不思議で、そして面白いです。
疑似体験にもなり、過去に感じたこと(手放すときのあの感じ)を思い出したりします。
おわり。やっぱり読書おもしろいですよね。
普段は、スマホのKindleアプリで読んだり、パソコンで読んだりしています。
昨日は、中野信子さんの『正義中毒 人は、なぜ他人を許せないのか』を聴き終わりました。
これもまた脳科学や心理学つまりはメンタリズムのような内容で、近年話題になっているSNSや炎上のことなども触れられています。
読書をして、小さくてもいいのでアウトプットすると、それが何かしらの結果となります。
これからも遊んで、学んで、小さく試して、小さく変化して、、、という感じで生きていこうとおもいます。
てことで話ながくなるので、ここまでにしますね。
最後まで読んでくださったひと、本当にありがとうございました。
『予想どおりに不合理行動』
おもしろいので、まだ読んでいないかたは、この機会にぜひ試し読みしてみてはいかがでしょうか。
では、さらばです。