こんにちは、ひでおです。
タイトルのとおりで『【大敗北】9月のFX実現損益は「-35万円」でした。要因や思考をアウトプットするだけの記事。』という内容です。
一言でいうと「35万円損失した!」ということ。
ただ、これは"ぼくにとって"は、わりと地味に大事な経験だったかもと思ったので、本記事では、そのまま思考や感情などをアウトプットしていきます。
アウトプットというよりも、書きなぐるに近いかも。
もし、FXで悩んでいるひととかが、本記事を見て「あ!なるほど」というふうになるのであれば、幸いです。
あくまで自分のために書くので、参考にならない部分などもあるかと思いますが、温かい心で見守っていただければ、これもまた幸い。
それでは、宜しくお願い申し上げます。
目次
9月のFX実現損益は「-35万円」でした。
まず、既にタイトルで結論は出ていますが、9月の実現損益は、以下のとおり。
-358,972円の損失でした。
FXは3年ほどやっていますが、いままで少額でした。そのため、今回、35万円ほどの損失を出すのは初めてです。
35万円って冷静に考えるとヤバくねえですか?
家賃(管理費込み)が5万円だとしたら、7か月分です。ヤベえです。
詳細を見ていくとこんな感じ。
9月初めは、プラスで終われてる日もありますが、ほとんどが
- -3万
- -1.7万
- -4.6万
- -8万
- -3.8万
というようにわりとデカい金額を連続で損失しています。
9月半ばも薄利で、基本的には損失金額のほうがデカいです。
そして9月末もほぼまいにち損失です。ひえ。
損失額が基本的には1万円~数万円で、けっこう削られているような感じ。
ということで、上記が実現損益とその詳細でした。
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損失を出した要因
ここでは「損失を出した要因」をアウトプットしていきます。
多分ですが、以下のとおり。
要因
- 8月に利益が出たことで、その勢いで大きいLotで攻めすぎたこと
- ドル円の上値が重く、流れが少し変わったこと
- 不安定なレンジ相場に何度も突っ込んだこと
- スキャルピングにこだわりすぎたこと(スプレッド、約定のこと)
たぶんこんな感じ。
一言でまとめると、「90%は自分のミス。のこり10%は相場の荒波。」という感じ。
それでは、ひとつずつ見ていきます。
8月に利益が出たことで、その勢いで大きいLotで攻めすぎたこと
お恥ずかしいですが、高確率で「勢い任せ」だった部分があります。
それは「9月に14万円の利益を出せた」という喜びから生まれました。
このときのドル円相場は、基本的には「上げ調子」でした。つまり円安が毎日加速するような流れ。
一言でいうと「相場のおかげ」ということ。
良くも悪くもこの相場に波乗りしながら、ぼく自身、チャレンジをすることができました。
それは、「Lotを大きくしてトレードしてみる」ということ。
もちろんこれは今年2022年を通して、すこしずつLotを増やしていたので、突然、急に「大儲けじゃあ!」というような猪突猛進スタイルではありません。
ちょっとずつLotを増やしつつ、入金額も増やしつつ、というように徐々に「大きいLot慣れ」をさせてきました。
それでこの数か月のうちに、
- 勝てる日が多くなった
- 利益の額が増えてきた
という嬉しい結果が積みあがってきました。
しかし、それがゆえに「場面によってはLotを調整する」という肝心なことを我慢できなくなっていました。
つまり「ガンガンいこうぜ」が癖になっている感覚。
結果どうなったか。
損失➡まだイケる➡損失➡この負けた分を早めに取り返そう!➡損失➡Lotを下げたら時間がムダだ!いこう!➡損失
こんなかんじ。
お恥ずかしながら「典型的なヤラれパターン」ですよね。
結果的に9月はボッコボコにされました。
ドル円の上値が重く、流れが少し変わったこと
こちらは多分、ぼくだけじゃなく他のFXトレーダーの方も共感していただけるのではないでしょうか。
この9月で「ドル円の一方的な高騰が収まり、どっちに飛ぶか不明。流れが変わった」ということ。
その要因はなにかというと、
「日銀の為替介入」です。
9月22日に、なんと為替介入がありました。
細かい話をすると、為替介入の前に「レートチェック」なるものも発表されたりするなどして、そのときから相場が不安定になってきました。
個人的には、損失はもちろん痛いですが、それよりも「歴史的瞬間」を目の前で体験できたことが楽しかったです。
日銀や財務省の方々が会見ライブを開いているそのリアルタイムで、ドル円がじわじわと上昇していって145円を超えていって、そのまま146円までタッチしそうな勢いだったことが忘れられません。
というような要因が発生したため、「上値が重い」「また為替介入がくるんじゃないか」という不安が募り、相場が急激に上下したりするなど、意味不明でした。
つまるところ「流れが少し変わったかも」ということ。
そんな不安定な相場であれば、いちど様子見してもよかったし、Lot数をもっと低くしてもよかったわけです。
不安定なレンジ相場に何度も突っ込んだこと
そして話は続き、「不安定なレンジ相場に何度も突っ込んだこと」も損失の要因として挙げられます。
上記の「ドル円の上値が重たくなった」という相場状況に加えて、ドル円のチャートはレンジを形成していました。
つまり「方向感が不明」「ロングとショートが拮抗している」ということ。
こんな状況なのに、わざわざ何度も何度も突っ込んでいるひとがいました。
そうです。ぼくです。
完全に「ポジポジ病」でした。
本来、わざわざ手を出さずに見送りすれば資金は減らず残っているはずなのに、「手を出しまくってどんどん消耗していく」という結果に。
スキャルピングにこだわりすぎたこと(スプレッド、約定のこと)
そして最後は「スキャルピングにこだわりすぎたこと」です。
先ほどの話から続く部分もあるのですが、スキャルピングのメリットは、なんでしょうか?
そうです。
「レンジだろうとなんだろうと、数秒~数分でトレードすれば、関係ない」ということ。
なので、ぼくはスキャルピングをしました。
特に相場が急激に動くタイミングに便乗してトライしました。
結果は以下のとおり。
- 何度もやるうちに利益を出せるときもあったが、損失のほうがデカかった...
- スプレッドは開きまくり、最初から「-1,000円」でスタートすることが多々あった...
- 表示価格とはちがった約定価格でスタートすることが多かった...
まじでやらかしました。
これは決して国内FX業者をディスりたいわけでもなく、嫌いでもないのですが、やはり
- 相場状況によってスプレッドが大きく開く
- 表示された価格で注文したのに、「約定価格」が10pipsちがう
というのは、わりと痛手でした。
今週のFXで気がついたこと。それは「業者によってはスキャルピングしたとき約定価格がスベる」ということ。ようやく実感。「例:143.500」で売りいれたら約定価格は「例:143.510」みたいな。ポジ持った瞬間に-1,000円とか多々あった。これは良い気づきだ思う。ヒロセ通商、JFXなど使ってみようかな。
— ひでおわーるど@為替ぎえぴー (@hdowrld) September 10, 2022
そのときのツイートは上記のとおり。
これは、正直、ぼくにとっては「良い気づき」となりました。
いままで、そんなに「スプレッド/約定価格」に関してはそんなに気にしていませんでしたが、最近のような変動が激しい相場においては、それらが「命取り」になる可能性もあるとあるんだなと気づくことができました。
参考
一応、何度も書いておきますが、国内FX業者が悪いとか嫌いとかそういうことではありません。多分、他の口座の方々も同じような現象は起きていると思います。
という感じで、スキャルピングをやっていたら、その数分間で損失が5,000円~1万円になっていたということもしばしばありました。(指標トレードのときではない)
話をまとめるとやはり「自分のミスが90%」です。
要因を赤っ恥さらしながらアウトプットしてみました。
話をまとめると、やはり「自分のミスが90%」です。
決してかっこつけて「原因自分論」的なことを言いたいのではないのです。
このように文字にして見える化すると、自分がいかに猪突猛進してたかが分かります。
上記の要因をまとめると、
「乱高下が激しい相場状況なのに、トレードしたくて大Lotで何度もポジションを持って、損失を増やして、さらに、スキャルピングで上手いことやろうとしたら、手数料で目減り、約定値で目減りして、消耗しまくった。」
ということになります。
あまりよろしくないトレードスタイルですね...
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結局、マインド(心の余裕さ)が大事だなと改めて認識した
すごくプライベート的な話をさせていただくと、ぼくは「もう少しで予定どおりに物事を進められそう」という感じで、この数か月を生きてきました。
それは引っ越しです。環境を変えること。
現在、非正規労働でたまに稼ぎつつ、FXで稼ぎつつ、ブログやYouTubeでも稼ぎつつ、という感じでいくつか収入源を確保して、且つ収入を伸ばしてこれている途中段階です。
6月、7月とFXで勝てる日も増えて、ようやく8月で月の実現損益が14万円になり、「よし!環境を変えられるチャンスだ!」と歓喜していました。
とはいえ、やはり、生きているといろいろなことが起きます。
労働先の状況も変わるし、家族との関係、じぶん自身の心の問題(精神科に行ったり)、お金のことなど。
そうすると、ついつい「ああ!ヤベえかも!」という気持ちが自然と出てきて、焦りが生じます。
焦るというよりも、
- ウロウロ
- モヤモヤ
という感じ。
なにが言いたいかと言うと、「心、ここにあらず」という状態。
FXをやっているときも、目の前に集中できなかったり。労働をしているときも、なんかモヤモヤしてたり。
本来なら「既に利益を出していて、余裕があるはず」です。
14万円プラスで、ブログなどの収益もあって、冷静に考えるとお金が増えているのに。
それにもかかわらず、なぜか
- 「ああ、もっと利益を出さないと...」
- 「なるべく早くいろいろと取り組みたい...」
- 「もっと加速させねば...」
というように、良くも悪くも「次のこと次のこと」となっていました。
でも、やはり、相場にしろ、世界にしろ、やはり「流れに逆らうことはできない」んですよね。
そして、流れは突然変わります。
つまり、諸行無常です。
ぼくは、この1か月ほど「心の余裕」がなんかどっかいっちゃっていました。
気が付けば「チャンスを逃がしてたまるかぁ!」みたいな風になって、スキャルピング寄りになってしまって、結果、どんどん消耗していく、という。
これってよくFXトレード始めた頃に感じたあの感覚ですよね。
「ぜんぶチャンスだと思って飛び乗って我慢できなくなってしまう」というアレです。
本当は、また次のチャンスも来るというのに。
こんな感じで、改めて「心の余裕を持つこと」がとても大事なんだなと再確認させられました。
最近は再び、『デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術』を読み返しています。
9月はボコボコでしたが、10月から「体勢を立て直していく」or「いちど出金して別口座でゆっくりやる」という感じでゆるくやっていればなと思います。
まとめ:FXの損失はたしかにイヤだけど、わりと前向きに捉えています。
今回は『【大敗北】9月のFX実現損益は「-35万円」でした。要因や思考をアウトプットするだけの記事。』という内容で書いてみました。
内容をまとめると、以下のとおり。
損失を出した要因
- 8月に利益が出たことで、その勢いで大きいLotで攻めすぎたこと
- ドル円の上値が重く、流れが少し変わったこと
- 不安定なレンジ相場に何度も突っ込んだこと
- スキャルピングにこだわりすぎたこと(スプレッド、約定のこと)
再認識したポイント
- マインド(心の余裕さ)が大事だなと改めて認識
上記のとおり。
今回は赤裸々にトレードのことを書いてみましたが、正直そこまで落ち込んでいません。
むしろ「これはトレードをしていく上で、必ず味わうであろう体験だと思っている。早いうちに体験できてよかった。」と思っています。
やはり、大きい視点で捉えると、これこそが成長の糧だと思います。
3年前のぼくであれば「損切りができない」とか「損切り指値(SL)を置いておく」などができなかったです。
しかし、いま現在であれば、必ずSLは置いていますし、損切りもできるため、結果、今回資金をぜんぶ溶かさず生き延びることができました。
全部ロスカットされてしまえば、文字どおり元も子もありません。
ですので今回、9月の荒波を生き延びて、10月もFXができる、資金を活用できるというのは、わりと自分史上のなかでは、地味に成長している点だと思います。
なんかそこまでかっこいいこと書いてるわけでなく、そんなすごい快挙というわけでないのに、こんなこと書いてしまってすいません。
損失はたしかにイヤです。しかし、このように前向きにとらえて、10月から年末にかけての約100日間もないFXライフを楽しんでいければなと思います。
ということで、本記事は以上となります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。